びたみんえーかじょうしょう
ビタミンA過剰症
ビタミンAの過剰摂取により、さまざまな症状がでる病気のこと
5人の医師がチェック 78回の改訂 最終更新: 2017.12.06

ビタミンA過剰症の基礎知識

ビタミンA過剰症について

  • ビタミンAの過剰摂取が原因で、肌荒れや脱毛などが生じた状態
    • ビタミンAは脂溶性ビタミンと呼ばれ、摂り過ぎても尿から排泄できないため、徐々に体内に蓄積されてしまう
  • 脂溶性ビタミンにはビタミンAの他にビタミンD、E、Kがある
  • 水溶性ビタミンを大量に摂取しても、尿から出ていくために過剰になることは珍しい
  • 妊婦がビタミンA過剰症になった場合、胎児に影響をあたえることがある
    • 妊婦の過剰摂取を中止しても、胎児に影響があった場合はその影響が元に戻らないことがある

ビタミンA過剰症の症状

  • 主な症状
    • 皮膚の荒れ
    • 出血
    • 吐き気
    • 体重減少
    • 頭痛
    • 脱毛
    • 胎児の先天的な形態異常
    • 脳圧亢進
  • 極度の過剰摂取による急性中毒では、死に至る場合もある

ビタミンA過剰症の検査・診断

  • 問診:サプリメントの摂取や生活習慣を聴取
  • 血液検査:ビタミンAの量を調べる

ビタミンA過剰症の治療法

  • ビタミンAの摂取を中止する
  • ビタミンはカラダに良いという認識で多量摂取するのは要注意
  • 栄養バランスの良い食事をとることが重要

ビタミンA過剰症の経過と病院探しのポイント

ビタミンA過剰症が心配な方

ビタミンA過剰症では、視力低下や肌荒れ、脱毛、吐き気や食欲不振といった症状が出現します。普通の食生活を送っていてビタミンAの摂り過ぎになる心配はありませんが、サプリメントとしてビタミンAを過剰摂取し続けるとこのような症状が出現する可能性があります。

このような経過に心当たりがあってご自身の症状がビタミンA過剰症でないかと心配になった時には、もしかかりつけの内科クリニックがあれば、まずはそこで相談してみることをお勧めします。症状が軽症であれば特別な検査を行う前にまずはサプリメントの摂取をしばらく止めてみることで症状が改善するかを確認します。血液中のビタミンAを検査で測定することもできますが、特殊な種類の血液検査でありどこの医療機関であってもすぐに行える検査ではありません。意識がぼーっとするなど重症の場合には、他の病気との区別も含めて診療情報提供書(紹介状)をもらった上で総合病院を受診する流れとなるでしょう。

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