こつのうしゅ
骨のう腫
骨の内部にある骨髄がスカスカになり、そこに液体が溜まった状態。骨がもろくなり、骨折しやすくなる
4人の医師がチェック 73回の改訂 最終更新: 2018.11.26

骨のう腫の基礎知識

POINT 骨のう腫とは

骨の内部にある骨髄がスカスカになり、骨がもろくなり骨折しやすくなる病気です。 20歳以下の人に多く、腕の骨(上腕骨)や太ももの骨(大腿骨)に発症することが多いです。発症初期には症状はないことは多いのですが、骨の膨らみが大きくなると痛みが起こります。骨の状態を詳しく調べるために、レントゲン検査やCT検査、MRI検査が行われます。治療はドリルで骨に穴を明けて骨の中の腫瘍を掻き出す方法やステロイド薬を穴の中に直接注入する方法などがあります。骨のう腫が心配な人は整形外科を受診してください。

骨のう腫について

  • 骨の内部にある骨髄がスカスカになり、そこに液体が溜まった状態
    • 骨がもろくなり、骨折しやすくなる
  • 20歳以下に多い(特に小児に多い)
  • 上腕骨(腕の骨)と大腿骨(太ももの骨)に発症することが多い

骨のう腫の症状

  • 発症初期には症状は無いが、骨の膨らみが大きくなることで痛みを引き起こす
  • 手足の痛み
  • 軽い転倒でも骨折しやすい

骨のう腫の検査・診断

  • 画像検査:骨の状態を調べる
    • レントゲン検査
    • CT検査
    • MRI検査

骨のう腫の治療法

  • 手術
    • 腫瘍掻爬術(しゅようそうはじゅつ):骨に幾つかドリルで穴を開けて骨のう腫を掻き出す
    • 骨移植術:他の正常な骨の部分を病変部に移植する
  • 薬物療法
    • ステロイド薬を腫瘍掻爬術の際に開けた穴の中に直接注入する
      ・骨の再生を促す効果がある
  • 骨移植術を行っても、再発することが多い

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