うぇーばーくりすちゃんびょう
ウェーバー・クリスチャン病
脂肪織(皮膚の深い部分)に炎症がおき、痛みを伴う皮下結節ができる。はっきりとした原因は分かっていない。
6人の医師がチェック 109回の改訂 最終更新: 2017.12.06

ウェーバー・クリスチャン病の基礎知識

POINT ウェーバー・クリスチャン病とは

脂肪織と呼ばれる皮膚の深い場所に炎症がおき、痛みを伴うしこりができる病気です。発熱を伴うことが多く、症状が良くなったり、悪くなったりを繰り返します。はっきりした原因は分かっていません。自己免疫疾患や悪性リンパ腫に伴い、同じような発疹が出ることがあるので、これらの病気が背景に隠れていないかを確認することが重要です。治療としてはステロイド、免疫抑制薬などの薬剤を使用します。気になる方は皮膚科を受診してください。

ウェーバー・クリスチャン病について

  • 発熱を伴って脂肪に炎症(脂肪織炎)が起き、痛みを伴う皮下結節ができる病気
    • 皮下結節は数cm程度が多い
    • 症状は主に手足の皮下に起こり、時に腹部や背部に起こる
    • 内臓脂肪にも炎症が起きた時は、致命的になることもある
    • 治った後も再発を繰り返すことが多い
  • はっきりした原因は分かっていない
  • 非常にまれな病気若年~中年の成人に起きやすい
    • 若年~中年の成人に起きやすい
    • 女性が7割

ウェーバー・クリスチャン病の症状

  • 急に発熱と痛みのある皮下結節が多発する
  • 単一の皮下結節が1年以上続くことも多い
  • 関節痛を伴うこともある

ウェーバー・クリスチャン病の検査・診断

  • 皮膚生検:皮膚の腫れている原因を調べる
    • 皮膚の腫れている部分を採取して顕微鏡で調べる
  • 血液検査:自己免疫疾患悪性リンパ腫など、その他の病気でないことを調べる
  • 脂肪織炎が血液疾患によるものと想定される場合はリンパ節骨髄の検査をする

ウェーバー・クリスチャン病の治療法

  • 主な治療
    • ステロイド薬の内服治療
    • 効果が不十分な場合、ステロイド薬に加えて免疫抑制薬(アザチオプリン、シクロスポリンなど)を使うことがある
  • 一度症状がやわらいでも再発することがあり、長期間にわたって治療を続ける必要がある


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