しきゅうはついくふぜんしょう

子宮発育不全症

子宮の大きさが同年齢の平均的な大きさと比べて小さい状態

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7人の医師がチェック 70回の改訂 最終更新: 2017.06.15

子宮発育不全症の基礎知識

子宮発育不全症について

  • 子宮の大きさが同年齢の平均的な大きさと比べて小さい状態
  • 先天的なものと後天的なものに分かれる
    • 先天的な子宮低形成受精卵が胎児に成長する過程で、体の一部が正常に、もしくは十分に発育せず、そのままになった状態のこと
      ・子宮奇形:生まれつきの子宮の形態異常によって、子宮の働きが損なわれている場合
    • 後天的な発育不全
      ・女性ホルモン体内で作られて、血流にのって体の特定の部位を刺激する物質。内分泌物質とも呼ばれるの産生不足:何らかの原因で卵巣子宮の両側にある器官で、女性ホルモンを分泌したり、卵子を作り出したりする働きを持つもの機能が低下し、女性ホルモンが十分に産生されないことによる
  • 不妊症流産の原因となることがある
  • がん無制限に増殖して周囲へ広がる、異常な細胞(がん細胞)による病気。塊となって腫瘍を作る固形がんと、白血病のように血液中にがん細胞が存在する血液がんがある治療のための化学療法がんの治療の一種で、抗がん剤を使った治療の総称や、自己免疫疾患本来は外敵を倒すために働くはずの免疫が、何らかの異常によって自分の体を攻撃してしまう病気の総称に伴う早発閉経などの際に起こりやすい
  • はっきりとした診断基準はなく、病名としては確立されていない

子宮発育不全症の症状

  • 自覚症状は少ない
  • 主な症状
  • 原発性他の病気や外部の要因によってではなく、その病気自体が自然発生したものであるということ。「二次性、続発性、転移性」と対比的に用いられる無月経(満18歳までに初潮を迎えていない状態)を訴えて受診することが多い

子宮発育不全症の検査・診断

  • 画像検査
    • 超音波検査空気の細かな振動である超音波を使った画像検査。体の奥の血管や臓器を観察することができる(経腹、経腟)
    • 子宮卵管造影造影剤と呼ばれる注射薬を使用して、そのままでは画像検査で写りにくいものが写るようにすること
    • 子宮鏡 など
  • 定義がはっきりしていないため、明確な診断基準は存在しない

子宮発育不全症の治療法

  • 先天的な子宮低形成受精卵が胎児に成長する過程で、体の一部が正常に、もしくは十分に発育せず、そのままになった状態のことの場合
    • 薬物治療は効果が無く、場合によっては手術を行う必要がある
    • 妊娠することは困難な場合が多い
  • 後天的な子宮発育不全の場合
    • 治療としてホルモン体内で作られて、血流にのって体の特定の部位を刺激する物質。内分泌物質とも呼ばれる療法が行われる
    • 早い段階で女性ホルモンを補うホルモン療法を行うことで発育不全を未然に防ぐことができる

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