たんじゅんせいこうじょうせんしゅ
単純性甲状腺腫
甲状腺全体が腫大しているだけで、他に特別な異常がない状態
6人の医師がチェック 93回の改訂 最終更新: 2017.07.21

単純性甲状腺腫の基礎知識

POINT 単純性甲状腺腫とは

甲状腺全体が腫れているのみで、他に特別な異常がない状態です。全人口の数%にみられ、血縁者にバセドウ病や橋本病があることがあります。症状は首の前にある甲状腺が大きく腫れるのみで、しこりのようなものも触れません。血液検査で甲状腺ホルモンなどを調べて、他の甲状腺の病気が無いか調べます。超音波検査で腫瘍の有無などを確認します。通常は無治療でかまいません。あとになって甲状腺機能の異常がでることがあるため、年に1回程度の検査で経過をみていくほうがいいでしょう。甲状腺が腫れる病気は様々なので、甲状腺の腫れを自覚した時は内科に受診しましょう。

単純性甲状腺腫について

  • 甲状腺全体が腫大しているだけで、他に特別な異常がない状態
  • 全人口の数パーセントにみられる
  • 血縁者にバセドウ病橋本病が見つかることがある
  • 治療の必要はない

単純性甲状腺腫の症状

  • 主な症状
    • 甲状腺腫大以外に症状はない
    • 全体的に膨らんでいるだけで、特別なこぶのようなものがあるわけではない
    • まれに甲状腺が巨大になり、気管、食道を圧迫することがある

単純性甲状腺腫の検査・診断

  • 血液検査:甲状腺ホルモンなど検査し、他の甲状腺の病気がないかを調べる
  • 超音波検査腫瘍の有無と血流の変化の有無を確認する

単純性甲状腺腫の治療法

  • 通常は無治療で良い
  • 後から甲状腺機能に異常が出てくることがあるので年に1回程度の検査で経過を見ていく
    • 甲状腺機能が亢進することも低下することもある

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