こうしとるりんかぺぷちどこうたい(こうしーしーぴーこうたい)
抗シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24
基準値(参考)

4.5 U/mL未満

数値が高いとき

関節リウマチ(RA)

詳細

私たちの身体には、体内に病原体が入ったときにそれを認識して排除する、免疫という働きが備わっています。免疫グロブリン抗体)は免疫細胞によって作られ、特定の病原体と結合することでそれを排除するために一役を担っています。
このように本来、抗体は病原体などの異物に対して作られるものですが、自分自身の細胞や組織に対して作られてしまうことがあります。このような抗体は「自己抗体」と呼ばれ、自分自身の細胞や組織を攻撃しはじめると、病気を引き起こします。これが「自己免疫疾患」です。自己免疫疾患としての側面をもつ膠原病の患者さんは、自己抗体をもつ場合があります。自己抗体だけで診断に至ることはできませんが、臨床的に重要な情報を与えてくれます。
抗シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)は自己抗体の一つです。関節リウマチ(RA)の患者さんでは抗シトルリン化ペプチド抗体の値が上がるため、診断に役立てることができます。ほかにも関節リウマチの診断に用いられる血液検査の項目にはリウマトイド因子(RF)がありますが、抗シトルリン化ペプチド抗体はリウマトイド因子よりも陽性になったときの診断精度が高く、関節リウマチの診断に大変有用であると考えられています。

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