2015.12.06 | ニュース

「社会的時差ぼけ」は身体に悪いかもしれない

睡眠と血液検査値の関係は
from The Journal of clinical endocrinology and metabolism
「社会的時差ぼけ」は身体に悪いかもしれない の写真
(C) Syda Productions- Fotolia.com

夜なかなか眠れず、朝が起きられない、さらには休日に寝すぎるといった社会的時差ぼけ(ソーシャルジェットラグ)に悩んでいませんか?不規則な生活はどんな影響があるのでしょうか。今回の研究では、社会的時差ぼけと血液検査値の関係を検証しました。

◆社会的時差ぼけと血液検査値の関係は?

夜に寝れず、朝起きられない、そして休日にたくさん寝ても休日明けは身体がだるいという社会的時差ぼけ(ソーシャルジェットラグ)があります。

今回の研究では、パートタイムかフルタイムで働いている中年の対象者について、ソーシャルジェットラグを調査し、血液検査値との関連性を検証しました。 ソーシャルジェットラグは、仕事の日と休日の睡眠時刻のずれを測定しました。

 

◆ソーシャルジェットラグはコレステロール値、中性脂肪値が悪くなる

以下の結果が得られました。

重回帰分析により、主観的な睡眠の質、アクチグラフィー由来の睡眠の特徴、うつ症状、健康行動で調整した後でも、SJLはHDLコレステロール値が低いこと、中性脂肪、空腹時血中インスリン、インスリン抵抗性、肥満度が高いことに関係していた(p<.05)。

ソーシャルジェットラグでは、HDLコレステロール値や中性脂肪値が不良であるという結果でした。

 

平日の睡眠不足に加えて、休日に昼間から寝て過ごすという生活を送っている方は注意が必要かもしれません。

執筆者

Shuhei Fujimoto

参考文献

Social Jetlag, Chronotype, and Cardiometabolic Risk.

J Clin Endocrinol Metab. 2015 Nov 18

[PMID: 26580236]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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