処方薬
ジメンシー配合錠
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ジメンシー配合錠の基本情報

ジメンシー配合錠の概要

商品名 ジメンシー配合錠
一般名 ダクラタスビル塩酸塩・アスナプレビル・ベクラブビル塩酸塩錠
薬価・規格 10758.6円 (1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 BMS
YJコード 6250112F1027
レセプト電算コード 622532601
識別コード BMS
添付文書PDFファイル

ジメンシー配合錠の主な効果と作用

  • C型肝炎、C型肝硬変を治療するお薬です。
  • C型肝炎ウイルスの増殖をおさえる働きがあります。

ジメンシー配合錠の用途

  • セログループ1のC型慢性肝炎ウイルス血症の改善
  • セログループ1のC型代償性肝硬変のウイルス血症の改善

ジメンシー配合錠の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

好酸球増加症、発熱、高ビリルビン血症、ALT増加、GPT増加、AST増加、GOT増加、皮膚そう痒症、リンパ球減少症、倦怠感、頭痛

起こる可能性のある重大な副作用

ALT増加<基準値上限5倍超>、AST増加<基準値上限5倍超>、高ビリルビン血症<基準値上限2.5倍超>、胆嚢障害、多形紅斑、血小板減少、肝機能障害、肝不全、プロトロンビン時間延長、アルブミン低下、黄疸、腹水、肝性脳症、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、肺音異常、捻髪音、腎機能障害、急性腎障害

上記以外の副作用

食欲減退、下痢、発疹、貧血、好中球減少症、疲労、上腹部痛、悪心、便秘、嘔吐、腹部不快感、消化不良、血中クレアチニン増加、γ-GTP増加、血中Al-P増加、胆嚢炎、関節痛、筋肉痛、血中アルブミン減少、CRP増加、血中尿酸増加、リパーゼ増加

ジメンシー配合錠の用法・用量

  • 1回2錠を1日2回食後に経口投与し、投与期間は12週間とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ジメンシー配合錠の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 非代償性肝疾患
    • フルコナゾール使用中
    • リファンピシン使用中
    • エリスロマイシン使用中
    • カルバマゼピン使用中
    • クラリスロマイシン使用中
    • コビシスタット含有製剤使用中
    • シクロスポリン使用中
    • ジルチアゼム使用中
    • セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品使用中
    • デキサメタゾン全身投与中
    • フェニトイン使用中
    • フェノバルビタール使用中
    • フレカイニド使用中
    • プロパフェノン使用中
    • ベラパミル塩酸塩使用中
    • ボセンタン水和物使用中
    • モダフィニル使用中
    • リファブチン使用中
    • 中等度以上<Child-Pugh分類B又はC>の肝機能障害
    • アタザナビル硫酸塩使用中
    • イトラコナゾール使用中
    • インジナビル硫酸塩エタノール付加物使用中
    • エトラビリン使用中
    • エファビレンツ使用中
    • オムビタスビル水和物/パリタプレビル水和物/リトナビル使用中
    • サキナビルメシル酸塩使用中
    • ダルナビルエタノール付加物使用中
    • テラプレビル使用中
    • ネビラピン使用中
    • ネルフィナビルメシル酸塩使用中
    • ホスアンプレナビルカルシウム水和物使用中
    • ホスフェニトインナトリウム水和物使用中
    • ホスフルコナゾール使用中
    • ボリコナゾール使用中
    • ミコナゾール<経口剤又は注射剤>使用中
    • リトナビル使用中
    • ロピナビル/リトナビル使用中
    • B型肝炎ウイルス感染
    • クレアチニンクリアランス50mL/min未満の腎機能障害
    • HBs抗原陰性かつHBc抗体陽性
    • HBs抗原陰性かつHBs抗体陽性

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ジメンシー配合錠の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
ホスフルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
ボリコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
ミコナゾール<経口又は注射剤> 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
ジルチアゼム 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
ベラパミル 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
コビシスタットを含有する製剤 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
テラプレビル 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が増加しまた重症化
硫酸アタザナビル 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が増加しまた重症化
インジナビル硫酸塩エタノール付加物 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が増加しまた重症化
サキナビルメシル酸塩 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が増加しまた重症化
ダルナビルエタノール付加物 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が増加しまた重症化
メシル酸ネルフィナビル 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が増加しまた重症化
ホスアンプレナビルカルシウム水和物 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が増加しまた重症化
ロピナビル・リトナビル配合剤 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が増加しまた重症化
オムビタスビル水和物/パリタプレビル水和物/リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が増加しまた重症化
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
リファブチン 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
フェニトイン 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
ホスフェニトインナトリウム水和物 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
フェノバルビタール 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
デキサメタゾン<全身投与> 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
モダフィニル 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
エファビレンツ 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
エトラビリン 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
ネビラピン 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
ボセンタン 本剤の血中濃度が低下し治療効果を減弱
シクロスポリン アスナプレビルの血中濃度が上昇、アスナプレビルの肝臓への取り込みが減少し本剤の治療効果を減弱
フレカイニド 血中濃度が上昇し不整脈
プロパフェノン 血中濃度が上昇し不整脈
ロスバスタチン 血中濃度が上昇
アトルバスタチン 血中濃度が上昇
フルバスタチン 血中濃度が上昇
シンバスタチン 血中濃度が上昇
ピタバスタチン 血中濃度が上昇
プラバスタチン 血中濃度が上昇
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 血中濃度が上昇
メトプロロール 血中濃度が上昇
ジゴキシン 血中濃度が上昇
ミダゾラム 血中濃度が低下
オメプラゾール 血中濃度が低下
エスシタロプラム 血中濃度が低下
セルトラリン 血中濃度が低下
エチニルエストラジオール 血中濃度が低下
エチニルエストラジオールを含む経口避妊薬 血中濃度が低下

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの

ジメンシー配合錠と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 10758.6円 (1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 BMS
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ジメンシー配合錠に関係する解説

C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)

  • ジメンシー配合錠は、C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)に分類される。
  • C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)とは、C型肝炎ウイルス(HCV)の増殖を抑えることでC型肝炎を治療する薬。

C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)の代表的な商品名

  • レベトール
  • ハーボニー配合錠
  • マヴィレット配合錠、マヴィレット配合顆粒小児用
  • エプクルーサ配合錠
C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)についての詳しい解説を見る