処方薬
ボンアルファハイ軟膏20μg/g
先発

ボンアルファハイ軟膏20μg/gの基本情報

ボンアルファハイ軟膏20μg/gの概要

商品名 ボンアルファハイ軟膏20μg/g
一般名 タカルシトール水和物軟膏
薬価・規格 157.2円 (0.002%1g)
薬の形状
外用薬 > 皮膚塗布剤 > 軟膏・硬膏
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製造会社 岩城製薬
ブランド ボンアルファ軟膏2μg/g 他
YJコード 2691700M2025
レセプト電算コード 660462006
添付文書PDFファイル

ボンアルファハイ軟膏20μg/gの主な効果と作用

  • かさぶた、赤み、発疹などの乾癬症状を改善するお薬です。
  • 表皮の角化細胞が増殖するのをおさえ、正常な皮膚に戻していく働きがあります。

ボンアルファハイ軟膏20μg/gの用途

ボンアルファハイ軟膏20μg/gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

皮膚刺激感、皮膚そう痒、皮膚ヒリヒリ感、発赤、皮膚腫脹、皮膚色素沈着、接触皮膚炎、ALT上昇、尿中カルシウム上昇、血清カルシウム上昇、血清リン低下

起こる可能性のある重大な副作用

高カルシウム血症、倦怠感、食欲不振

上記以外の副作用

intact PTH低下、尿たん白陽性、血清クレアチニン上昇、頭痛、AST上昇、LDH上昇、ALP上昇、白血球増多

ボンアルファハイ軟膏20μg/gの用法・用量

  • 通常1日1回適量を患部に塗布する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 1日の使用量は本剤として10gまでとする(ただし、他のタカルシトール水和物外用剤と併用する場合には、1日の投与量はタカルシトールとして200μgまでとする)
  • 7.2. 本剤は、通常、投与後6週目までに効果が認められているので、治療にあたっては経過を十分に観察し、症状の改善がみられない場合には、使用を中止すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ボンアルファハイ軟膏20μg/gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 腎機能障害
    • 腎機能低下
    • 本剤を1日に10g近く使用
    • 使用開始前にシクロスポリンによる治療
    • 皮疹重症度が高く皮膚のバリア機能が低下して本剤の経皮吸収が増加
    • 相互作用が懸念される薬剤投与中

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ボンアルファハイ軟膏20μg/gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
チアジド系薬剤 血清カルシウム値が上昇
カルシウム経口剤 血清カルシウム値が上昇
乳酸カルシウム<経口> 血清カルシウム値が上昇
沈降炭酸カルシウム<経口> 血清カルシウム値が上昇
ビタミンD 血清カルシウム値が上昇
ビタミンD誘導体製剤 血清カルシウム値が上昇
アルファカルシドール 血清カルシウム値が上昇
カルシトリオール 血清カルシウム値が上昇
カルシポトリオール 血清カルシウム値が上昇
マキサカルシトール 血清カルシウム値が上昇
シクロスポリン 血清カルシウム値が上昇

飲食物との組み合わせ注意

  • カルシウムを含むもの<牛乳、乳製品 など>
  • ビタミンDを含むもの

ボンアルファハイ軟膏20μg/gと主成分が同じ薬

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ボンアルファハイ軟膏20μg/gに関係する解説

活性型ビタミンD3製剤(外用塗布薬)

  • ボンアルファハイ軟膏20μg/gは、活性型ビタミンD3製剤(外用塗布薬)に分類される。
  • 活性型ビタミンD3製剤(外用塗布薬)とは、乾癬の症状が出ている皮膚の細胞増殖を抑え、皮膚の赤みや盛りあがり、かさぶたが剥がれ落ちるなどの症状を和らげる薬。

活性型ビタミンD3製剤(外用塗布薬)の代表的な商品名

  • ボンアルファ
  • ドボネックス
  • オキサロール
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