処方薬
チラーヂンS錠75μg
チラーヂンS錠75μgの基本情報
チラーヂンS錠75μgの概要
商品名 | チラーヂンS錠75μg |
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一般名 | レボチロキシンナトリウム錠 |
薬価・規格 | 9.8円 (75μg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | あすか製薬 |
ブランド | チラーヂンS散0.01% 他 |
YJコード | 2431004F5027 |
レセプト電算コード | 622169701 |
識別コード | TZ254 |
チラーヂンS錠75μgの主な効果と作用
甲状腺ホルモン を補い、体の基礎代謝 を高める働きがあります。甲状腺 機能低下による症状(体がだるくなったり、肌荒れ、冷え、むくみ 、便秘、脈が乱れるなど)を改善するお薬です。
チラーヂンS錠75μgの用途
チラーヂンS錠75μgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、過敏症状、肝機能検査値異常、心悸亢進、脈拍増加、不整脈、頭痛、めまい、不眠
起こる可能性のある重大な副作用
狭心症、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ-GTP上昇、発熱、倦怠感、副腎クリーゼ、全身倦怠感、血圧低下、尿量低下、呼吸困難、晩期循環不全、血清ナトリウム低下、ショック、うっ血性心不全
上記以外の副作用
振戦、神経過敏、興奮、不安感、躁うつ、精神症状、嘔吐、下痢、食欲不振、筋肉痛、月経障害、体重減少、脱力感、皮膚潮紅、発汗
チラーヂンS錠75μgの用法・用量
- レボチロキシンナトリウムとして通常、成人25~400μgを1日1回経口投与する
- 一般に、投与開始量には25~100μg、維持量には100~400μgを投与することが多い
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- (用法及び用量に関連する注意)〈甲状腺機能低下症及び粘液水腫〉少量から投与を開始し、観察を十分に行い漸次増量して維持量とすることが望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
チラーヂンS錠75μgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
チラーヂンS錠75μgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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クマリン系抗凝血剤 | 作用を増強 |
ワルファリンカリウム | 作用を増強 |
交感神経作動薬 | 作用を増強、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大 |
エピネフリン | 作用を増強、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大 |
ノルエピネフリン | 作用を増強、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大 |
エフェドリン含有製剤 | 作用を増強、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大 |
メチルエフェドリン | 作用を増強、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大 |
強心配糖体製剤 | 甲状腺機能亢進状態では血清ジゴキシン濃度が低下、甲状腺機能低下状態では血清ジゴキシン濃度が上昇 |
ジゴキシン | 甲状腺機能亢進状態では血清ジゴキシン濃度が低下、甲状腺機能低下状態では血清ジゴキシン濃度が上昇 |
ジギトキシン | 甲状腺機能亢進状態では血清ジゴキシン濃度が低下、甲状腺機能低下状態では血清ジゴキシン濃度が上昇 |
血糖降下剤 | 血糖コントロールの条件が変わる |
インスリン製剤 | 血糖コントロールの条件が変わる |
スルホニルウレア系薬剤 | 血糖コントロールの条件が変わる |
コレスチラミン<経口> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
コレスチミド<経口> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
鉄剤<服用> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
アルミニウムを含有する制酸剤<経口> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
炭酸カルシウム<経口> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
炭酸ランタン水和物<服用> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
セベラマー塩酸塩<服用> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
ポリスチレンスルホン酸カルシウム<経口> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
フェニトイン | 本剤の血中濃度を低下 |
カルバマゼピン | 本剤の血中濃度を低下 |
フェノバルビタール | 本剤の血中濃度を低下 |
アミオダロン | 甲状腺ホルモン値を上昇又は低下 |
経口エストロゲン | 甲状腺ホルモン値を低下 |
結合型エストロゲン | 甲状腺ホルモン値を低下 |
エストラジオール | 甲状腺ホルモン値を低下 |
エストリオール | 甲状腺ホルモン値を低下 |
飲食物との組み合わせ注意
- 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>