メサラジン腸溶錠400mg「サワイ」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
白血球減少、過敏症、蕁麻疹、そう痒、好酸球増加、単球増加、腹痛、下痢、腹部膨満、悪心、消化不良
起こる可能性のある重大な副作用
間質性肺疾患、間質性肺炎、好酸球性肺炎、呼吸困難、胸痛、咳嗽、再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、白血球減少症、好中球減少症、血小板減少症、心筋炎、心膜炎、胸膜炎、胸部痛、心電図異常、胸水、膵炎、急性膵炎、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全、肝炎、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、薬剤性過敏症症候群、発疹、発熱、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化
上記以外の副作用
鼓腸、血中アミラーゼ増加、ビリルビン増加、AST増加、ALT増加、γ-GTP増加、Al-P増加、LDH増加、尿中NAG増加、BUN増加、CRP増加、頭痛、めまい、関節痛、錯感覚、しびれ、貧血、嘔吐、リパーゼ増加、血便、下血、血中クレアチニン増加、クレアチニンクリアランス減少、耳鳴、筋肉痛、体重減少、脱毛症、ループス様症候群、赤血球沈降速度増加、倦怠感
メサラジン腸溶錠400mg「サワイ」の用法・用量
- 通常、成人にはメサラジンとして1日2400mgを3回に分けて食後経口投与するが、寛解期には、必要に応じて1日1回2400mg食後経口投与とすることができる
- 活動期には、1日3600mgを3回に分けて食後経口投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 1日3600mgを、8週間を超えて投与した際の有効性は確立していないため、漫然と投与せず、患者の病態を十分観察し、重症度、病変の広がり等に応じて適宜減量を考慮すること
- 7.2. 本剤をメサラジン注腸剤と併用する場合には、メサラジンとしての総投与量が増加することを考慮し、特に肝機能低下又は腎機能低下している患者並びに高齢者等への投与に際しては適宜減量するなど、十分に注意すること(併用時に異常が認められた場合には、減量又は中止するなどの適切な処置を行うこと)〔9.2.2、9.3.2、9.8高齢者の項参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
メサラジン腸溶錠400mg「サワイ」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
アザチオプリン |
骨髄抑制 |
メルカプトプリン |
骨髄抑制 |