コランチル配合顆粒に関係する解説
制酸薬・抗コリン薬配合剤
- コランチル配合顆粒は、制酸薬・抗コリン薬配合剤に分類される。
- 制酸薬・抗コリン薬配合剤とは、胃酸の中和作用や、抗コリン作用による消化管の過剰な運動を抑える作用などにより胃炎や消化性潰瘍などを治療する薬。
制酸薬・抗コリン薬配合剤の代表的な商品名
- コランチル
商品名 | コランチル配合顆粒 |
---|---|
一般名 | ジサイクロミン塩酸塩・水酸化アルミニウムゲル・酸化マグネシウム顆粒 |
薬価・規格 | 6.3円 (1g) |
薬の形状 |
内用薬 > 散剤 > 顆粒
|
製造会社 | 共和薬品 |
YJコード | 2329107D1096 |
レセプト電算コード | 620455501 |
識別コード | @1gKOLANTYL |
口渇、便秘、視調節障害、眼圧亢進、頭痛、頭重、眩暈、眠気、下痢、軟便、悪心
アルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血
嘔吐、腹部膨満感、腹部不快感、鼓腸、食欲不振、心悸亢進、排尿障害、倦怠感、脱力感、代謝異常、高マグネシウム血症、過敏症、発疹、そう痒感
薬剤名 | 影響 |
---|---|
抗コリン作用を有する薬剤 | 抗コリン作用増強による散瞳・排尿障害・心悸亢進・頻脈・便秘・口内乾燥 |
三環系抗うつ剤 | 抗コリン作用増強による散瞳・排尿障害・心悸亢進・頻脈・便秘・口内乾燥 |
フェノチアジン系薬剤 | 抗コリン作用増強による散瞳・排尿障害・心悸亢進・頻脈・便秘・口内乾燥 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 抗コリン作用増強による散瞳・排尿障害・心悸亢進・頻脈・便秘・口内乾燥 |
クエン酸製剤<服用> | 血中アルミニウム濃度が上昇 |
クエン酸ナトリウム<服用> | 血中アルミニウム濃度が上昇 |
テトラサイクリン系抗生物質<経口> | 当該薬剤の効果が減弱 |
テトラサイクリン<経口> | 当該薬剤の効果が減弱 |
ドキシサイクリン<経口> | 当該薬剤の効果が減弱 |
キノロン系抗菌剤<経口> | 当該薬剤の効果が減弱 |
レボフロキサシン<経口> | 当該薬剤の効果が減弱 |
ロメフロキサシン<経口> | 当該薬剤の効果が減弱 |
甲状腺製剤<経口> | 効果を減弱 |
レボチロキシンナトリウム<経口> | 効果を減弱 |
ペニシラミン製剤<服用> | 効果を減弱 |
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口・注腸> | アルカローシス |
カルシウム製剤 | アルカローシス、ミルク・アルカリ症候群、高カルシウム血症、高窒素血症 |