処方薬
ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」
後発

ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」の基本情報

ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」の概要

商品名 ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」
一般名 ラベプラゾールナトリウム錠
薬価・規格 26.9円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 キョーリンリメディオ
ブランド ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」 他
YJコード 2329028F1082
レセプト電算コード 622031601
識別コード KRM124
添付文書PDFファイル

ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」の主な効果と作用

ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」の用途

ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、過敏症、発疹、そう痒感、蕁麻疹、白血球減少、白血球増加、好酸球増多、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇

起こる可能性のある重大な副作用

肝機能障害、ショック、アナフィラキシー、汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、劇症肝炎、黄疸、皮膚障害、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、急性腎障害、間質性腎炎、低ナトリウム血症、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、視力障害、錯乱状態、せん妄、異常行動、失見当識、幻覚、不安、焦燥、攻撃性、血小板減少、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音異常、捻髪音

上記以外の副作用

γ-GTP上昇、LDH上昇、血圧上昇、便秘、下痢、腹部膨満感、嘔気、口内炎、腹痛、頭痛、総コレステロール上昇、中性脂肪上昇、BUN上昇、蛋白尿、血中TSH増加、軟便、味覚異常、胃部不快感、鼓腸放屁、舌炎、嘔吐、顕微鏡的大腸炎、collagenous colitis、lymphocytic colitis、昏睡、目のちらつき、関節痛、高アンモニア血症、低マグネシウム血症、女性化乳房、食道炎、赤血球減少、好中球増多、リンパ球減少、総ビリルビン上昇、動悸、苦味、カンジダ症、胃もたれ、口渇、食欲不振、鼓腸、腸炎、めまい、ふらつき、眠気、四肢脱力、知覚鈍麻、握力低下、口のもつれ、かすみ目、浮腫、倦怠感、脱毛症、しびれ感、好中球減少、リンパ球増多、胸やけ、口唇炎、痔核、顔面浮腫、舌のしびれ感、熱感、眼圧上昇、手足のしびれ感、尿酸上昇、尿糖異常、勃起増強

ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」の用法・用量

  • 〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群〉通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができる
    • なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間までの投与、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする
  • 〈逆流性食道炎〉・ 治療逆流性食道炎の治療においては、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができ、なお、通常、8週間までの投与とする
    • また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合、1回10mg又は1回20mgを1日2回、さらに8週間経口投与することができる
  • ただし、1回20mg1日2回投与は重度の粘膜傷害を有する場合に限る
  • ・ 維持療法再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与する
    • また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法においては、1回10mgを1日2回経口投与することができる
  • 〈非びらん性胃食道逆流症〉通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与する
    • なお、非びらん性胃食道逆流症の場合、通常、4週間までの投与とする
  • 〈低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制〉通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回5mgを1日1回経口投与するが、効果不十分の場合は1回10mgを1日1回経口投与することができる
  • 〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助の場合、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する
    • なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる
  • ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする
  • プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群〉病状が著しい場合及び再発性・難治性の場合に1回20mgを1日1回投与することができる
  • 7.2. 〈逆流性食道炎〉病状が著しい場合及び再発性・難治性の場合に1回20mgを1日1回投与することができる(再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合は除く)、また、プロトンポンプインヒビターによる逆流性食道炎の治療で効果不十分な患者に対し1回10mg又は1回20mgを1日2回、さらに8週間投与する場合は、内視鏡検査で逆流性食道炎が治癒していないことを確認すること(なお、本剤1回20mgの1日2回投与は、内視鏡検査で重度の粘膜傷害を確認した場合に限る)〔17.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
硫酸アタザナビル<経口> 作用が減弱
リルピビリン塩酸塩<経口> 作用を減弱
ジゴキシン<服用> 血中濃度が上昇
メチルジゴキシン<服用> 血中濃度が上昇
メトトレキサート製剤 血中濃度が上昇
イトラコナゾール<経口> 血中濃度が低下
ゲフィチニブ<経口> 血中濃度が低下
水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム含有制酸剤<服用> 本剤の平均血漿中濃度曲線下面積がそれぞれ8%・6%低下

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ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」に関係する解説

プロトンポンプ阻害薬(PPI)

  • ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」は、プロトンポンプ阻害薬(PPI)に分類される。
  • プロトンポンプ阻害薬(PPI)とは、胃内において胃酸分泌を抑え、胃潰瘍などを治療し逆流性食道炎に伴う痛みや胸やけなどを和らげる薬。

プロトンポンプ阻害薬(PPI)の代表的な商品名

  • オメプラール、オメプラゾン
  • タケプロン
  • パリエット
  • ネキシウム
  • タケキャブ
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