処方薬
硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」
後発

硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」の基本情報

硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」の概要

商品名 硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」
一般名 硝酸イソソルビド20mg徐放カプセル
薬価・規格 5.9円 (20mg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > 徐放カプセル
内用薬 > カプセル剤 > 徐放カプセルのアイコン
製造会社 佐藤薬品
YJコード 2171011N1149
レセプト電算コード 620315603
添付文書PDFファイル

硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」の主な効果と作用

  • 心臓へ酸素や栄養を運ぶ冠動脈をひろげ、血液の流れをよくする働きがあります。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。

硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」の用途

硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

めまい、ふらつき、熱感、潮紅、動悸、頭痛、頭重、悪心、嘔吐、胃部不快感、上腹部痛

上記以外の副作用

脱力感、不快感、浮腫、血圧低下、全身倦怠感、耳鳴、食欲不振、AST上昇、ALT上昇、過敏症、発疹

硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」の用法・用量

  • 通常成人は、1回1カプセル(硝酸イソソルビドとして20mg)を1日2回、経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 高度貧血
    • 重篤な低血圧
    • 心原性ショック
    • 頭部外傷
    • 脳出血
    • 閉塞隅角緑内障
    • ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤投与中
    • グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤投与中
    • 肝障害
    • 原発性肺高血圧症
    • 肥大型閉塞性心筋症
    • 低血圧<重篤な低血圧を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
PDE5阻害薬 降圧作用を増強
シルデナフィル 降圧作用を増強
塩酸バルデナフィル 降圧作用を増強
タダラフィル 降圧作用を増強
sGC刺激剤 降圧作用を増強
リオシグアト 降圧作用を増強
エタノール摂取 血圧低下等が増強、過度の血圧低下
利尿剤 血圧低下等が増強、過度の血圧低下
血管拡張剤 過度の血圧低下、頭痛・血圧低下等の副作用が増強
硝酸・亜硝酸エステル系薬剤 過度の血圧低下、頭痛・血圧低下等の副作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」に関係する解説

硝酸薬

  • 硝酸イソソルビド徐放カプセル20mg「St」は、硝酸薬に分類される。
  • 硝酸薬とは、体内で一酸化窒素を生成し、この物質が心臓の冠動脈を拡げ血流量を増やし、心臓に酸素などを補給したり全身の血管抵抗を減らすことで心臓の負担を軽くする薬。

硝酸薬の代表的な商品名

  • アイトロール
  • ニトロール
  • ニトロペン
  • フランドル
  • ミオコール
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