処方薬
オドリック錠0.5mg
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オドリック錠0.5mgの基本情報

オドリック錠0.5mgの概要

商品名 オドリック錠0.5mg
一般名 トランドラプリル錠
薬価・規格 21.6円 (0.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日本新薬
ブランド オドリック錠0.5mg 他
YJコード 2144011F1023
レセプト電算コード 610409327
識別コード @257
添付文書PDFファイル

オドリック錠0.5mgの主な効果と作用

  • 血圧を下げるお薬です。
  • 末梢の血管をひろげて血圧を下げる働きがあります。

オドリック錠0.5mgの用途

オドリック錠0.5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

乾性咳嗽、白血球減少、BUN上昇、クレアチニン上昇、発疹、そう痒、頭痛、めまい、動悸、腹部不快感、腹部膨満感

起こる可能性のある重大な副作用

血管浮腫、呼吸困難、顔面腫脹、舌腫脹、声門腫脹、喉頭腫脹、腸管血管浮腫、腹痛、嘔気、嘔吐、下痢、腎機能障害の急性増悪、高カリウム血症、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、膵炎

上記以外の副作用

便秘、Al-P上昇、LDH上昇、嗄声、息切れ、咽頭部刺激感、血清カリウム上昇、尿酸上昇、ほてり、倦怠感、貧血、血小板減少、過敏症、蕁麻疹、眠気、意識障害、低血糖

オドリック錠0.5mgの用法・用量

  • 通常、成人にはトランドラプリルとして1~2mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • ただし、重症高血圧症又は腎障害を伴う高血圧症の患者では0.5mgから投与を開始することが望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オドリック錠0.5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 血管浮腫
    • アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析施行中
    • 遺伝性血管浮腫
    • 後天性血管浮腫
    • 特発性血管浮腫
    • 薬剤による血管浮腫
    • デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中
    • トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中
    • ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中
    • アリスキレンフマル酸塩投与中
    • サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物投与中
    • サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物投与中止から36時間以内
    • 高カリウム血症
    • 両側性腎動脈狭窄
    • 片腎で腎動脈狭窄
    • 手術前24時間
    • 血液透析中
    • 厳重な減塩療法中
    • 重症高血圧症
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 腎機能障害
    • クレアチニンクリアランスが30mL/分以下
    • 血清クレアチニン値が3mg/dL以上
    • 血清カリウム値が高くなりやすい
    • コントロール不良の糖尿病
    • 利尿降圧剤を投与開始直後

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オドリック錠0.5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アリスキレンフマル酸塩 非致死性脳卒中・腎機能障害・高カリウム血症及び低血圧のリスク増加、腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物 血管浮腫
カリウム保持性利尿剤 血清カリウム値が上昇
スピロノラクトン 血清カリウム値が上昇
トリアムテレン 血清カリウム値が上昇
カリウム補給剤 血清カリウム値が上昇
塩化カリウム<補給剤> 血清カリウム値が上昇
降圧利尿剤 一過性の急激な血圧低下
トリクロルメチアジド 一過性の急激な血圧低下
ヒドロクロロチアジド 一過性の急激な血圧低下
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
リチウム製剤 中毒<振戦・消化器愁訴等>
炭酸リチウム 中毒<振戦・消化器愁訴等>
非ステロイド系抗炎症剤 他のACE阻害剤との併用によりその降圧作用が減弱、更に腎機能が悪化
インドメタシン製剤 他のACE阻害剤との併用によりその降圧作用が減弱、更に腎機能が悪化
カリジノゲナーゼ製剤 過度の血圧低下
降圧作用を有する薬剤 降圧作用が増強
血圧降下剤 降圧作用が増強
硝酸剤 降圧作用が増強
インスリン製剤 アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖
経口血糖降下剤 アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖

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オドリック錠0.5mgに関係する解説

ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)

  • オドリック錠0.5mgは、ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)に分類される。
  • ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)とは、体内の血圧を上げる物質(アンジオテンシンII)の生成を抑えることにより血圧を下げる薬。

ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)の代表的な商品名

  • エースコール
  • タナトリル
  • レニベース
  • コバシル
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