処方薬
カプトルナ錠12.5mg
後発

カプトルナ錠12.5mgの基本情報

カプトルナ錠12.5mgの概要

商品名 カプトルナ錠12.5mg
一般名 カプトプリル12.5mg錠
薬価・規格 5.7円 (12.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 小林化工
ブランド カプトルナ錠12.5mg 他
YJコード 2144001F1119
レセプト電算コード 610412044
識別コード KN291
添付文書PDFファイル

カプトルナ錠12.5mgの主な効果と作用

  • 血圧を下げるお薬です。
  • 末梢の血管をひろげて血圧を下げる働きがあります。

カプトルナ錠12.5mgの用途

カプトルナ錠12.5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

白血球減少、貧血、好酸球増多、血小板減少、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、蛋白尿、発疹、発熱、皮膚そう痒、蕁麻疹

起こる可能性のある重大な副作用

血管浮腫、呼吸困難、顔面腫脹、舌腫脹、声門腫脹、喉頭腫脹、腹痛、腸管血管浮腫、汎血球減少、無顆粒球症、急性腎障害、ネフローゼ症候群、重篤な高カリウム血症、天疱瘡様症状、狭心症、心筋梗塞、うっ血性心不全、心停止、アナフィラキシー、皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎、Stevens-Johnson症候群、錯乱、膵炎

上記以外の副作用

光線過敏症、味覚異常、頭痛、眩暈、頭重感、眠気、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胃部不快感、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、肝障害、黄疸、起立性低血圧、動悸、胸痛、胸部不快感、レイノー様症状、息切れ、血清カリウム値上昇、咳嗽、脱力感、筋肉痛、口渇、口内炎、歯痛増強、知覚異常、嗄声、四肢のしびれ感、顔面潮紅、抗核抗体陽性、低血糖

カプトルナ錠12.5mgの用法・用量

  • 1日カプトプリルとして37.5~75mgを3回に分割経口投与する
  • 年齢、症状により適宜増減する
    • なお、重症例においても1日最大投与量は150mgまでとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

カプトルナ錠12.5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 血管浮腫
    • アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析施行中
    • 遺伝性血管浮腫
    • 後天性血管浮腫
    • 特発性血管浮腫
    • 薬剤による血管浮腫
    • デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中
    • トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中
    • ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中
    • アリスキレンフマル酸塩投与中
    • 高カリウム血症
    • 両側性腎動脈狭窄
    • 片腎で腎動脈狭窄
    • eGFR<60mL/分/1.73㎡の腎障害でアリスキレンフマル酸塩併用
    • 手術前24時間
    • SLE
    • 光線過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な腎障害
    • 消化性潰瘍
    • 全身性エリテマトーデス
    • 造血障害
    • 脳血管障害
    • 免疫異常
    • 血清クレアチニン値が3mg/dLを超える
    • アリスキレンフマル酸塩を併用
    • 血液透析中
    • 厳重な減塩療法中
    • 重症高血圧症
    • 重篤な自己免疫疾患
    • 腎機能障害
    • 腎疾患
    • 腎障害
    • 利尿降圧剤投与中
    • 免疫抑制剤投与中
    • 血清カリウム値が高くなりやすい
    • コントロール不良の糖尿病

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

カプトルナ錠12.5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アリスキレンフマル酸塩 非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
免疫抑制剤 好中球減少、無顆粒球症
カリウム保持性利尿剤 血清カリウム値が上昇
スピロノラクトン 血清カリウム値が上昇
トリアムテレン 血清カリウム値が上昇
カリウム補給剤 血清カリウム値が上昇
塩化カリウム<補給剤> 血清カリウム値が上昇
降圧利尿剤 一過性の急激な血圧低下
トリクロルメチアジド 一過性の急激な血圧低下
ヒドロクロロチアジド 一過性の急激な血圧低下
アロプリノール 過敏症状<Stevens-Johnson症候群・関節痛等>、発熱を伴う発疹等の過敏症状
リチウム製剤 中毒
炭酸リチウム 中毒
交感神経遮断剤 降圧作用が増強
グアネチジン硫酸塩 降圧作用が増強
ニトログリセリン 降圧作用が増強
非ステロイド系抗炎症剤 降圧作用が減弱、腎機能を悪化
カリジノゲナーゼ製剤 過度の血圧低下
インスリン製剤 アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖
経口血糖降下剤 アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖

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