処方薬
ロピニロールOD錠1mg「アメル」
後発

ロピニロールOD錠1mg「アメル」の基本情報

ロピニロールOD錠1mg「アメル」の概要

商品名 ロピニロールOD錠1mg「アメル」
一般名 ロピニロール塩酸塩口腔内崩壊錠
薬価・規格 32.5円 (1mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 共和薬品
ブランド ロピニロールOD錠0.25mg「アメル」 他
YJコード 1169013F5022
レセプト電算コード 622500101
識別コード ロピニ1
添付文書PDFファイル

ロピニロールOD錠1mg「アメル」の主な効果と作用

  • 手のふるえや筋肉のこわばり、動作が遅くなるなどの症状を改善するお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質(ドパミン)の受容体を刺激し、パーキンソン病などの症状を改善する働きがあります。

ロピニロールOD錠1mg「アメル」の用途

ロピニロールOD錠1mg「アメル」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

傾眠、めまい、ジスキネジア、悪心、発疹、血管性浮腫、起立性低血圧、低血圧、嘔吐、腹痛、消化不良

起こる可能性のある重大な副作用

幻覚、精神症状、極度の傾眠、妄想、興奮、錯乱、譫妄、突発的睡眠、悪性症候群、高熱、意識障害、高度筋硬直、不随意運動、ショック症状

上記以外の副作用

便秘、末梢性浮腫、過敏症、そう痒、蕁麻疹、リビドー亢進、病的賭博、強迫性購買、暴食、攻撃性、躁状態、失神、薬剤離脱症候群、無感情、不安、うつ、疲労感、発汗、疼痛

ロピニロールOD錠1mg「アメル」の用法・用量

  • 通常、成人にはロピニロールとして1回0.25mg、1日3回(1日量0.75mg)から始め、1週毎に1日量として0.75mgずつ増量し、4週目に1日量を3mgとする
  • 以後経過観察しながら、必要に応じ、1日量として1.5mgずつ1週間以上の間隔で増量し、維持量(標準1日量3~9mg)を定める
  • いずれの投与量の場合も1日3回に分け、経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、ロピニロールとして1日量15mgを超えないこととする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の投与は6.用法及び用量に従い少量から始め、消化器症状(悪心、嘔吐等)、血圧等の観察を十分に行い、忍容性をみながら慎重に増量し患者ごとに適切な維持量を定めること
    • また、本剤投与中止後再投与する場合にも少量から開始することを考慮すること
  • 7.2. 一般に空腹時投与において悪心、嘔吐等の消化器症状が多く発現する可能性があるため、食後投与が望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ロピニロールOD錠1mg「アメル」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ロピニロールOD錠1mg「アメル」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ドパミン拮抗剤 本剤の作用が減弱
抗精神病薬 本剤の作用が減弱
メトクロプラミド 本剤の作用が減弱
スルピリド 本剤の作用が減弱
CYP1A2阻害剤 Cmax及びAUCがそれぞれ約60%及び84%増加
シプロフロキサシン Cmax及びAUCがそれぞれ約60%及び84%増加
フルボキサミン Cmax及びAUCがそれぞれ約60%及び84%増加
卵胞ホルモン 本剤の血中濃度上昇
抗パーキンソン剤 ジスキネジア、幻覚、錯乱

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ロピニロールOD錠1mg「アメル」に関係する解説

ドパミン作動薬(非麦角系)

  • ロピニロールOD錠1mg「アメル」は、ドパミン作動薬(非麦角系)に分類される。
  • ドパミン作動薬(非麦角系)とは、脳内でドパミンと同じ様な作用をあらわし、パーキンソン病における手足の震えや筋肉のこわばりなどを改善する薬。

ドパミン作動薬(非麦角系)の代表的な商品名

  • ビ・シフロール
  • ミラペックス
  • レキップ
  • ハルロピテープ
  • ニュープロパッチ
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