処方薬
アセトアミノフェン錠200mg「三和」
後発

アセトアミノフェン錠200mg「三和」の基本情報

アセトアミノフェン錠200mg「三和」の概要

商品名 アセトアミノフェン錠200mg「三和」
一般名 アセトアミノフェン200mg錠
薬価・規格 5.9円 (200mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 三和化学研究所
YJコード 1141007F1209
レセプト電算コード 621634101
添付文書PDFファイル

アセトアミノフェン錠200mg「三和」の主な効果と作用

  • 熱を下げたり痛みをやわらげたりするお薬です。
  • 皮膚の血管をひろげて熱を放散させる働きや、痛みの感受性を低下させる働きがあります。

アセトアミノフェン錠200mg「三和」の用途

アセトアミノフェン錠200mg「三和」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、チアノーゼ、血小板減少、血小板機能低下、出血時間延長、悪心、嘔吐、食欲不振

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、発疹、喘息発作、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、顆粒球減少症、間質性肺炎、咳嗽、発熱、肺音異常、間質性腎炎、急性腎障害、薬剤性過敏症症候群、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化

アセトアミノフェン錠200mg「三和」の用法・用量

  • 〈各種疾患及び症状における鎮痛〉通常、成人にはアセトアミノフェンとして、1回300~1000mgを経口投与し、投与間隔は4~6時間以上とする
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として4000mgを限度とする
    • また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい
  • 〈急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)〉通常、成人にはアセトアミノフェンとして、1回300~500mgを頓用する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • ただし、原則として1日2回までとし、1日最大1500mgを限度とする
    • また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい
  • 〈小児科領域における解熱・鎮痛〉通常、幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回10~15mgを経口投与し、投与間隔は4~6時間以上とする
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として60mg/kgを限度とする
  • ただし、成人の用量を超えない
    • また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 幼児及び小児の1回投与量の目安は次記のとおり〔9.7.1参照〕
  • 1). 体重10kg:アセトアミノフェンとして100-150mg;0.5錠
  • 2). 体重20kg:アセトアミノフェンとして200-300mg;1-1.5錠(アセトアミノフェン200-300mg)
  • 3). 体重30kg:アセトアミノフェンとして300-450mg;1.5-2錠(アセトアミノフェン300-400mg)
  • 7.2. 「小児科領域における解熱・鎮痛」の効能又は効果に対する1回あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして500mg、1日あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして1500mgである
  • 7.3. 他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい
  • 7.4. 本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤<一般用医薬品を含む>との併用により、アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現するおそれがあることから、特に総合感冒剤や解熱鎮痛剤等の配合剤を併用する場合は、アセトアミノフェンが含まれていないか確認し、含まれている場合は併用を避けること〔1.2、8.6参照〕
  • 7.5. アスピリン喘息又はその既往歴のある患者に対する1回あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして300mg以下とすること〔9.1.8参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アセトアミノフェン錠200mg「三和」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 感染症
    • アスピリン喘息
    • 気管支喘息
    • 血液異常
    • 出血傾向
    • 消化性潰瘍
    • 消耗性疾患
    • 心機能異常
    • 腎障害
    • 脱水症状
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作
    • アルコール多量常飲
    • グルタチオン欠乏
    • 肝障害<重篤な肝障害を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アセトアミノフェン錠200mg「三和」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アセトアミノフェン 重篤な肝障害
リチウム製剤 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でリチウムの血中濃度が上昇しリチウム中毒
炭酸リチウム 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でリチウムの血中濃度が上昇しリチウム中毒
チアジド系薬剤 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でチアジド系利尿剤の作用を減弱
ヒドロクロロチアジド 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でチアジド系利尿剤の作用を減弱
エタノール摂取 肝不全
クマリン系抗凝血剤 作用を増強
ワルファリンカリウム 作用を増強
カルバマゼピン 肝障害
フェノバルビタール 肝障害
フェニトイン 肝障害
プリミドン 肝障害
リファンピシン類 肝障害
イソニアジド 肝障害
抗生物質 過度の体温下降
抗菌剤 過度の体温下降

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

アセトアミノフェン錠200mg「三和」と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

アセトアミノフェン錠200mg「三和」に関係する解説

アセトアミノフェン製剤

  • アセトアミノフェン錠200mg「三和」は、アセトアミノフェン製剤に分類される。
  • アセトアミノフェン製剤とは、脳の体温調節中枢や中枢神経などに作用して熱を下げたり、痛みを抑えたりする薬。

アセトアミノフェン製剤の代表的な商品名

  • カロナール
  • アンヒバ、アルピニー
  • トラムセット
  • SG配合顆粒
アセトアミノフェン製剤についての詳しい解説を見る