処方薬
バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」
後発
バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」の基本情報
バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」の概要
商品名 | バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」 |
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一般名 | バルプロ酸ナトリウム徐放錠 |
薬価・規格 | 10.3円 (200mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 徐放錠
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製造会社 | 東和薬品 |
ブランド | バルプロ酸Na徐放B錠100mg「トーワ」 他 |
YJコード | 1139004G2071 |
レセプト電算コード | 621748201 |
識別コード | バルプロB200トーワ |
バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」の主な効果と作用
- けいれんなどの
発作 をおさえるお薬です。 - 脳の神経の過剰な興奮をおさえる働きがあります。
- 脳内の
神経伝達物質 (γ-アミノ酪酸)の神経伝達を促す働きにより、気分を安定させます。 - おさえることのできない感情の高まりや行動をおさえるお薬です。
- 片頭痛の
発症 を防ぐお薬です。
バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」の用途
バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
貧血、腹痛、過敏症、振戦、白血球減少、低フィブリノゲン血症、血小板凝集能低下、傾眠、失調、眩暈、頭痛
起こる可能性のある重大な副作用
劇症肝炎、重篤な肝障害、黄疸、脂肪肝、高アンモニア血症、意識障害、溶血性貧血、赤芽球癆、汎血球減少、重篤な血小板減少、顆粒球減少、急性膵炎、激しい腹痛、発熱、嘔気、嘔吐、膵酵素値上昇、間質性腎炎、ファンコニー症候群、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、過敏症症候群、発疹、リンパ節腫脹、肝機能障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、脳萎縮、認知症様症状、健忘、見当識障害、言語障害、寡動、知能低下、感情鈍麻、パーキンソン様症状、静止時振戦、硬直、姿勢異常、歩行異常、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム量増加、高張尿、間質性肺炎、好酸球性肺炎、咳嗽、呼吸困難
上記以外の副作用
不眠、不穏、感覚変化、視覚異常、抑うつ、悪心、食欲不振、胃部不快感、下痢、食欲亢進、口内炎、便秘、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、脱毛、血尿、夜尿、頻尿、尿失禁、月経異常、月経不順、無月経、多嚢胞性卵巣、倦怠感、体重増加、鼻血、口渇、浮腫、歯肉肥厚、カルニチン減少
バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」の用法・用量
- 1.各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)及びてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療:2.躁病及び躁うつ病の躁状態の治療:1日量バルプロ酸ナトリウムとして400~1200mgを1日1~2回に分けて経口投与する
- 但し、年齢・症状に応じ適宜増減する
- 3.片頭痛発作の発症抑制:1日量バルプロ酸ナトリウムとして400~800mgを1日1~2回に分けて経口投与する
- なお、年齢・症状に応じ適宜増減するが、1日量として1000mgを超えない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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カルバペネム系抗生物質 | てんかんの発作が再発 |
パニペネム・ベタミプロン | てんかんの発作が再発 |
メロペネム | てんかんの発作が再発 |
イミペネム・シラスタチン | てんかんの発作が再発 |
ビアペネム | てんかんの発作が再発 |
ドリペネム水和物 | てんかんの発作が再発 |
テビペネム ピボキシル | てんかんの発作が再発 |
バルビツール酸誘導体 | バルプロ酸の作用が減弱、作用が増強 |
フェノバルビタール | バルプロ酸の作用が減弱、作用が増強 |
フェニトイン | バルプロ酸の作用が減弱、作用が増強又は減弱 |
カルバマゼピン | バルプロ酸の作用が減弱、作用が増強又は減弱 |
エトスクシミド | 作用が増強 |
アミトリプチリン | 作用が増強 |
ノルトリプチリン | 作用が増強 |
ベンゾジアゼピン系化合物 | 作用が増強 |
ジアゼパム | 作用が増強 |
ワルファリンカリウム | 作用が増強 |
クロバザム | バルプロ酸の作用が増強 |
サリチル酸製剤 | バルプロ酸の作用が増強 |
アスピリン | バルプロ酸の作用が増強 |
エリスロマイシン | バルプロ酸の作用が増強 |
シメチジン | バルプロ酸の作用が増強 |
ラモトリギン | 消失半減期が約2倍延長 |
ロラゼパム<注射剤> | 消失半減期が延長 |
クロナゼパム | アブサンス重積<欠神発作重積> |