ダイアップ坐剤10に関係する解説
ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬
- ダイアップ坐剤10は、ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬に分類される。
- ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬とは、脳内のベンゾジアゼピン受容体に作用し神経の興奮を抑制することで、てんかんなどによるけいれん発作などの症状を抑える薬。
ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬の代表的な商品名
- リボトリール、ランドセン
- マイスタン
- ベンザリン、ネルボン
- ダイアップ
- スピジア
- ミダフレッサ
- ブコラム
- ロラピタ
| 商品名 | ダイアップ坐剤10 |
|---|---|
| 一般名 | ジアゼパム坐剤 |
| 薬価・規格 | 66.1円 (10mg1個) |
| 薬の形状 |
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤
|
| 製造会社 | 高田製薬 |
| ブランド | ダイアップ坐剤4 他 |
| YJコード | 1124701J3025 |
| レセプト電算コード | 661120012 |
| 識別コード | 10mgTAKATA |
興奮、眠気、ふらつき、歩行失調、頭痛、言語障害、喘鳴、気道分泌過多、白血球減少症、悪心、嘔吐
薬物依存、けいれん発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、離脱症状、刺激興奮、錯乱、呼吸抑制
食欲不振、下痢、流涎、過敏症、発疹、脱力感、四肢冷感、頻尿、眩暈、失禁、霧視、複視、多幸症、黄疸、顆粒球減少症、頻脈、血圧低下、便秘、口渇、けん怠感、浮腫、低体温
| 薬剤名 | 影響 |
|---|---|
| リトナビル | 過度の鎮静、呼吸抑制 |
| ニルマトレルビル・リトナビル | 過度の鎮静、呼吸抑制 |
| 中枢抑制剤 | 作用が増強 |
| フェノチアジン系薬剤 | 作用が増強 |
| バルビツール酸誘導体 | 作用が増強 |
| エタノール摂取 | 作用が増強 |
| オピオイド系鎮痛剤 | 作用が増強 |
| モノアミン酸化酵素阻害剤 | 作用が増強 |
| シメチジン | 作用が増強 |
| オメプラゾール | 作用が増強 |
| エソメプラゾール | 作用が増強 |
| ランソプラゾール | 作用が増強 |
| シプロフロキサシン | 作用が増強 |
| フルボキサミンマレイン酸塩 | 作用が増強 |
| 強力なCYP3A阻害剤 | 本剤の血中濃度が上昇 |
| コビシスタットを含有する製剤 | 本剤の血中濃度が上昇 |
| ボリコナゾール | 本剤の血中濃度が上昇 |
| エトラビリン | 本剤の血中濃度が上昇 |
| 肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 | 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強 |
| アゼルニジピン | 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強 |
| ホスアンプレナビル | 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強 |
| マプロチリン塩酸塩 | 中枢神経抑制作用を増強、けいれん発作 |
| ミルタザピン | 鎮静作用が増強、精神運動機能及び学習獲得能力が減退 |
| バルプロ酸 | 本剤の作用が増強 |
| ダントロレンナトリウム | 筋弛緩作用を増強 |
| ボツリヌス毒素製剤 | 筋弛緩作用を増強 |
| リファンピシン類 | 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱 |
| アパルタミド | 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱 |
| シナカルセト | 血中濃度に影響 |
| エボカルセト | 血中濃度に影響 |
| カフェイン | 本剤の血中濃度が減少 |