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ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」
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ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」の基本情報

ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」の概要

商品名 ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」
一般名 ブロマゼパム坐剤
薬価・規格 73.7円 (3mg1個)
薬の形状
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤のアイコン
製造会社 サンド
YJコード 1124700J1044
レセプト電算コード 620055903
添付文書PDFファイル

ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」の主な効果と作用

  • 神経の過剰な興奮をおさえる物質の働きを高めます。
  • 気持ちを落ち着かせ、不安や緊張をやわらげる坐薬です。

ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」の用途

  • 麻酔前投薬

ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眠気、ふらつき、めまい、頭痛、悪心、嘔吐、倦怠感、興奮、覚醒遅延、気分高揚、歩行失調

起こる可能性のある重大な副作用

痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、離脱症状、刺激興奮、錯乱

上記以外の副作用

性欲への影響、霧視、構音障害、白血球減少、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、ウロビリノーゲン陽性、血圧低下、口渇、食欲不振、便秘、胃部不快感、過敏症状、排尿困難、低換気、高炭酸ガス血症、疲労感、脱力感

ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」の用法・用量

  • 通常、成人にはブロマゼパムとして1回3mgを術前夜又は麻酔前に直腸内投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • 重篤な呼吸障害
    • 中等度呼吸障害
    • 肝機能障害
    • 呼吸不全
    • 腎機能障害
    • 心障害
    • 脳器質的障害
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
エタノール摂取 中枢神経抑制作用が増強
中枢抑制剤 中枢神経抑制作用が増強
フェノチアジン系薬剤 中枢神経抑制作用が増強
バルビツール酸誘導体 中枢神経抑制作用が増強
鎮痛薬 中枢神経抑制作用が増強
麻酔剤 中枢神経抑制作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 クロルジアゼポキシドで舞踏病
フルボキサミンマレイン酸塩 本剤の血中濃度を上昇
シメチジン 本剤の中枢神経抑制作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」に関係する解説

ベンゾジアゼピン系抗不安薬

  • ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」は、ベンゾジアゼピン系抗不安薬に分類される。
  • ベンゾジアゼピン系抗不安薬とは、脳の興奮などを抑えることで不安、緊張、不眠などを改善する薬。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬の代表的な商品名

  • セルシン、ホリゾン
  • デパス
  • リーゼ
  • メイラックス
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