ネルボン錠10mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
興奮、ふらつき、頭痛、頭重感、眠気、残眠感、めまい、見当識障害、不快感、多幸症、血圧低下
起こる可能性のある重大な副作用
呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス、薬物依存、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、離脱症状、刺激興奮、錯乱、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、一過性前向性健忘、もうろう状態
上記以外の副作用
口渇、食欲不振、便秘、悪心、嘔吐、下痢、倦怠感、筋緊張低下症状、歩行失調、不機嫌、傾眠、大発作回数増加、徐脈傾向、嚥下障害、過敏症、発疹、そう痒感、夜尿、頻尿、発熱、覚醒遅延傾向、気道分泌過多
ネルボン錠10mgの用法・用量
- 〈不眠症〉通常、成人にはニトラゼパムとして1回5~10mgを就寝前に経口投与する
- 〈麻酔前投薬〉通常、成人にはニトラゼパムとして1回5~10mgを就寝前又は手術前に経口投与する
- 〈異型小発作群、焦点性発作〉通常、成人・小児ともニトラゼパムとして1日5~15mgを適宜分割投与する
- (用法及び用量に関連する注意)〈不眠症〉不眠症の場合、就寝の直前に服用させること
- また、服用して就寝した後、睡眠途中において一時的に起床して仕事等をする可能性があるときは服用させないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
中枢抑制剤 |
作用が増強 |
フェノチアジン系薬剤 |
作用が増強 |
バルビツール酸誘導体 |
作用が増強 |
クロルプロマジン |
作用が増強 |
フェノバルビタール |
作用が増強 |
エタノール摂取 |
作用が増強 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 |
作用が増強 |
セレギリン塩酸塩 |
作用が増強 |
ラサギリンメシル酸塩 |
作用が増強 |
サフィナミドメシル酸塩 |
作用が増強 |
シメチジン |
本剤の作用が増強 |