解熱鎮痛薬「クニヒロ」

解熱鎮痛薬「クニヒロ」の基本情報

解熱鎮痛薬「クニヒロ」の概要

商品名 解熱鎮痛薬「クニヒロ」
薬のタイプ 内服 / 指定第2類
製造会社 皇漢堂製薬
販売会社名 皇漢堂製薬

解熱鎮痛薬「クニヒロ」の特徴

 痛みや熱は、プロスタグランジンという物質が体内で作られることにより起こります。
 解熱鎮痛薬「クニヒロ」は、プロスタグランジンの生成を抑え、痛みや熱に効果をあらわすイブプロフェンに、その働きを助けるアリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合した小粒のフィルムコーティング錠です。

解熱鎮痛薬「クニヒロ」の効果・効能

頭痛・歯痛・月経痛(生理痛)・咽喉痛・関節痛・筋肉痛・神経痛・腰痛・肩こり痛・抜歯後の疼痛打撲痛・耳痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛。 悪寒・発熱時の解熱。

解熱鎮痛薬「クニヒロ」の構成成分

1回量(2錠)中 イブプロフェン150mg、アリルイソプロピルアセチル尿素60mg、無水カフェイン80mg

解熱鎮痛薬「クニヒロ」の用法・用量

次の1回量を1日3回を限度とし、なるべく空腹時をさけて水又はお湯でかまずに服用してください。
服用間隔は4時間以上おいてください。
成人(15歳以上):1回2錠。
15歳未満の小児:服用しないこと。
<用法・用量に関連する注意>
1.定められた用法・用量を厳守してください。
2.錠剤の取り出し方
添付文書図のように錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出してお飲みください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)

解熱鎮痛薬「クニヒロ」の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、歯科医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
 (1)医師または歯科医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦または妊娠していると思われる人。
 (3)授乳中の人。
 (4)高齢者。
 (5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (6)次の診断を受けた人。
     心臓病、腎臓病、肝臓病、全身性エリテマトーデス混合性結合組織病
 (7)次の病気にかかったことのある人。
     胃・十二指腸潰瘍潰瘍性大腸炎クローン病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
   〔関係部位〕   〔症  状〕
    皮   膚 : 発疹発赤、かゆみ
    消 化 器 : 吐き気・嘔吐、食欲不振、胃痛、胃部不快感、口内炎
    精神神経系 : めまい
    そ の 他 : 目のかすみ、耳なり、むくみ
   まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
 〔症状の名称〕ショックアナフィラキシー
 〔症   状〕服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、
        のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。

 〔症状の名称〕皮膚粘膜眼症候群スティーブンス・ジョンソン症候群)、
        中毒性表皮壊死融解症
 〔症   状〕高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲
        の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。

 〔症状の名称〕肝機能障害
 〔症   状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、
        全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

 〔症状の名称〕腎障害
 〔症   状〕尿量が減り、全身のむくみおよびこれらに伴って息苦しさ、だるさ、
        吐き気・嘔吐、血尿蛋白尿等があらわれる。

 〔症状の名称〕無菌性髄膜炎
 〔症   状〕首すじのつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等の症
        状があらわれる。(このような症状は、特に全身性エリテマトーデ
        スまたは混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されて
        いる。)

 〔症状の名称〕ぜんそく
 〔症   状〕息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわ
        れる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
   眠気、便秘、下痢
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この添付文書を持って医師、歯科医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

解熱鎮痛薬「クニヒロ」の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。