ルキソリチニブ(JAK阻害薬)
体内で血液系細胞の分化・増殖、TNF-αやIL-6などの炎症性サイトカインのシグナル伝達などに深く関わるJAL(ヤヌスキナーゼ)を阻害することで骨髄線維症や真性多血症などの骨髄増殖性腫瘍による症状を改善する薬
同義語:
ヤヌスキナーゼ阻害薬

ルキソリチニブ(JAK阻害薬)を使う主な病気

  • 多血症(赤血球増加症)

    赤血球が異常に多く作られる病気。骨髄増殖性腫瘍の一種である真性多血症と、他の病気などが原因で起こる二次性多血症がある
    お腹(胃腸・肝臓・子宮・その他)
    血液・血管
    血液内科
  • 骨髄線維症

    血液を作る骨髄が固く変化(線維化)していき、血液をうまく作れなくなる病気。原因不明の場合(一次性)と原因がはっきりとしている場合(二次性)がある
    全身・その他
    血液・血管
    血液内科