へばーでんけっせつ
へバーデン結節
手指の第1関節(指の一番先端の関節)が腫れたり、曲がったりして、時には痛みを伴う状態。40歳代以降の女性に多い
3人の医師がチェック 60回の改訂 最終更新: 2018.04.24

へバーデン結節の基礎知識

POINT へバーデン結節とは

ヘバーデン結節は手の指の第一関節、つまり一番指先に近い関節が腫れて変形し、動かしにくくなる病気です。人差し指から小指にかけて出来ることが多いですが、親指に出来ることもあります。原因不明の病気ですが、40歳代以降の女性に多くみられ、手を多く使う人がかかりやすいと言われています。ヘバーデン結節の診断は、手の見た目や、必要に応じてレントゲン(X線)写真を撮影して行います。治療は痛みや変形の程度に応じて、痛み止めやサポーター、テーピングなどで行います。関節注射や手術を行う場合もあります。ヘバーデン結節が心配な方や治療したい方は整形外科を受診してください。

へバーデン結節について

  • 原因は不明
    • イギリスの医師、ウィリアム・ヘバーデン医師にちなんだ病気の名称
  • 人差し指から小指の第1関節(指の一番先端の関節)が赤く腫れる、曲がる
    • 親指に症状が出ることもある
  • 腫れた指でものをつまんだり、腫れた部分に何かが当たるときに痛みが生じやすい
  • 40歳以上の女性、また、手をよく使う人に多い
  • 関節リウマチだと思って病院を受診する方も多いが、関節リウマチの症状は第1関節よりも第2関節に出やすい点が異なる
  • 腫れた関節が水ぶくれのようになることもある

へバーデン結節の症状

  • 人差し指から小指の第1関節が赤く腫れる、曲がる
    • 痛みを伴うこともある
  • 水ぶくれのような膨らみ(粘液嚢腫:ミューカスシスト)ができることもある

へバーデン結節の検査・診断

  • 手のレントゲン検査(X線写真)
    • 第1関節が狭くなったり、骨の変化(骨棘や骨硬化像)が見られる
  • 関節リウマチ乾癬性関節炎の症状と似ていることがあり、診察や検査で見分ける必要がある

へバーデン結節の治療法

  • 自然経過で痛みは次第におさまっていくことが多い
    • 腫れや変形は残ってしまうことも多い
  • テーピングやサポーターで固定することで痛みが和らぐ
  • 痛みが強ければ湿布(消炎鎮痛薬)や痛み止めの飲み薬を使う
    • 関節注射を行う場合もある
  • 半年以上様子を見ていても治らない、変形が強いなどの場合には、まれだが手術も考慮される
    • 関節固定術:第1関節を軽く曲げた状態で固定する。痛みを取り除くことができる
    • 関節形成術:変形した骨(骨棘)を切除するのみ。治療効果が確実ではない

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