りーしゅまにあしょう
リーシュマニア症
リーシュマニア属の寄生虫による感染症。日本国内ではなく海外で感染することがある
2人の医師がチェック 39回の改訂 最終更新: 2017.12.06

リーシュマニア症の基礎知識

POINT リーシュマニア症とは

リーシュマニア原虫という寄生虫による感染症です。サシチョウバエに刺されることで感染がうつります。リーシュマニア症は症状の出方から3つ(内蔵リーシュマニア症・皮膚リーシュマニア症・皮膚粘膜リーシュマニア症)に分類されます。 症状・血液検査・細菌検査から総合的に診断します。治療にはアムホテリシンBを用います。リーシュマニア症が心配な人や治療したい人は、感染症内科や皮膚科を受診して下さい。

リーシュマニア症について

  • リーシュマニア属の寄生虫による感染症
    • サシチョウバエというハエを媒介して感染が起こる
    • 日本にはサシチョウバエは生息しておらず感染危険は現在のところないが、世界中では100カ国近い国で感染が報告されている
  • 症状の出方から大きく3種類に分類される
    • 内蔵型
    • 皮膚型
    • 粘膜皮膚型

リーシュマニア症の症状

  • 内臓型は軽症であることが多いが、一部では症状が進行し重篤となることがある
    • 症状は数週間から数カ月程度かけて進行していく
    • 主な症状
      ・発熱 
      ・体重減少
      ・嘔吐
      ・下痢
      ・疲労感
      ・肝臓、脾臓リンパ節の腫れ
  • 皮膚型、粘膜皮膚型は皮膚がぼこぼしたり、粘膜がただれたりする
    • 粘膜皮膚型では鼻・口・喉の粘膜が破壊される
    • 数ヶ月程度で自然治癒することが多いが、中には何年もかかったり跡が残ったりする場合もある

リーシュマニア症の検査・診断

  • 病変がある組織を生検し顕微鏡で調べる
  • 血液を用いた迅速検査が存在する

リーシュマニア症の治療法

  • アムホテリシンB製剤の使用が基本
    • 保険では未承認だが、スチホグルコン酸ナトリウムやミルテフォシンといった薬剤の使用も行われる


リーシュマニア症のタグ


リーシュマニア症に関わるからだの部位

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