しょくどうはれつ、しょくどうせんこう
食道破裂、食道穿孔
食道に穴が空いてしまった状態
2人の医師がチェック
24回の改訂
最終更新: 2018.08.29
食道破裂、食道穿孔の基礎知識
POINT 食道破裂、食道穿孔とは
食道に穴が空いてしまった状態のことです。食道破裂や食道穿孔が起こると、胸痛や上腹部痛、背部痛、呼吸困難などの症状が現れます。主な原因は、医療行為(内視鏡・手術)の影響や外傷(事故などによる外力)、食道の病気(食道潰瘍や食道がん)などです。診断には画像検査(レントゲン検査やCT検査、MRI検査など)が中心になります。食道破裂や食道穿孔の後には縦隔炎や膿胸が起こることがあり、致命的な状態になることがあります。急に胸痛や上腹部痛や背部痛を感じた場合は、食道破裂や食道穿孔は可能性の1つとして考えられます。速やかな対応が必要なので救急科や内科、外科などを受診してください。
食道破裂、食道穿孔について
食道破裂、食道穿孔の症状
食道破裂、食道穿孔の検査・診断
- 画像検査
胸部レントゲン 検査胸部CT検査 - 食道
造影 検査