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外鼠径ヘルニア

俗に「脱腸」と呼ばれる病気の一種で、内鼠径輪という筋肉と筋肉の間のすきまに、腸がはまり込んでしまうもの

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10人の医師がチェック 97回の改訂 最終更新: 2016.11.04

外鼠径ヘルニアの基礎知識

外鼠径ヘルニアについて

  • 俗に「脱腸」と呼ばれる病気の一種で、内鼠径輪という筋肉と筋肉の間のすきまに、腸がはまり込んでしまうもの
    • 脱腸のほとんどが外鼠径ヘルニアに当てはまる
    • 生まれつき内鼠径輪が大きく開いている場合に生じやすい
    • 内鼠径輪は、小児が成長して精巣が陰のうの中に下降した後は、多くの場合、自然に閉鎖してしまう
    • 子どもに多い
  • 子どもの場合では生まれつきとされており、遺伝性についての関連性はほとんどない
  • 大人の場合は主に老化が原因といわれている
    • 年齢とともに内鼠径輪周辺の筋力が衰え、下腹部に力が加わった時に、少しずつ内臓の一部が腹膜とともに外に出てしまう
  • 罹患率一定期間内に発生した疾患の発症しうる母集団に対する割合。有病率と区別されるは子どもの1~5%である
    • 男児に多いが女児にも同様に見られる
  • 右にも左にも出ることがあり、両側に出ることもある

外鼠径ヘルニアの症状

  • 鼠径部(足の付け根)にしこり状のものを触れる
    • 押さえることでその膨らみがなくなる場合がある
    • 飛び出した臓器の血流が悪くなると、腫れたり痛みが起こる
    • 腫れが硬くなっていたり、激痛や吐き気がある場合は緊急の手術が必要な場合もある

外鼠径ヘルニアの検査・診断

  • 超音波検査空気の細かな振動である超音波を使った画像検査。体の奥の血管や臓器を観察することができる:鼠径部の腫瘤(ふくらみ)の有無を調べる
  • 明らかな出っ張りがある場合は、触って確認した後にいきんでお腹に力を入れてもらい、ヘルニア臓器などが、周囲の組織から圧力を受けて本来あるべき部位からはみ出してしまった状態のこと。椎間板ヘルニアや鼠径ヘルニアなどが有名が出てくるか確認する

外鼠径ヘルニアの治療法

  • 強い痛みなどがなければ経過観察病気の状態や健康の状態を見守ること。その時点で治療する必要がないと医師が判断した場合や、診断のためにその後の経過を見なければならない場合に行われるすることもある
  • 治療方法は手術のみ
    • 飛び出している袋を切除して縫い合わせて腸が出てこないようにしたり、メッシュと呼ばれる人工物でお腹の壁を補強することもある
  • 生後6か月以内であれば、約30%程度は自然治癒病気が、それ以上の治療を必要としない状態になること。完治とほぼ同じ意味するといわれている
    • しかし、1歳以降になると自然に治ることはほとんどない
  • 臓器が戻らなくなる「嵌頓はまること。腸などの臓器が、皮膚や体内の膜などに空いた隙間にはまってしまい、元の位置に戻らなくなった状態を指すことが多い(かんとん)」という状態を起こすと緊急の治療が必要

外鼠径ヘルニアに含まれる病気


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