えーでぃーえいちぶんぴつふてきごう しょうこうぐん
ADH分泌不適合症候群(SIADH)
抗利尿ホルモンのバランス異常により、体の中に水分が必要以上に貯まってしまい、血液が薄くなってしまう病気
9人の医師がチェック 188回の改訂 最終更新: 2017.12.06

Beta ADH分泌不適合症候群(SIADH)についての医師コメント

SIADHを厳密に診断することは難しいですが、実際にSIADHが疑われる患者さんを見かけることは多いです。最近元気がなくなってきたお年寄りの血液検査をしてみると低ナトリウム血症がみつかり、原因を調べているとSIADHが疑われた、というのがよくあるストーリーです。SIADHの原因として肺がんなどが見つかることもあります。最近元気がなくなってきたという高齢者を見かけたら、この病気が原因として考えられるかもしれません。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.04.19

80代女性、肺炎で入院していた。肺炎に対し抗生物質で治療を続けていたが、意識障害が進んできた。肺炎は悪化してはいなかった。他の部位の感染症を併発したかと考えたがそれは考えにくかった。血液検査で低ナトリウム血症を認め、それが原因で元気がなくなってきたのではないかと考えた。血液検査や尿検査を行い、原因としてSIADHが疑わしいと考えた。SIADHの原因として肺炎を考え、肺炎の治療を続けるとともに水分制限、食塩添加を行い症状は改善した。肺炎にSIADHを伴うというのがふだんよく見かけます。


匿名協力医師
実際の治療例
2015.04.19