ふせいせいきしゅっけつ(ふせいしゅっけつ)
不正性器出血(不正出血)
生理(月経)の時以外に膣や子宮から出血すること
7人の医師がチェック 79回の改訂 最終更新: 2025.07.09

不正性器出血

月経以外の時に鮮血の性器出血が起きたり、おりものが褐色になると病気ではないかと不安になる人が多いと思います。性器出血が通常でも起こるのは、月経、分娩、産褥期の場合で、それ以外は不正性器出血と呼びます。不正性器出血の症状は月経以外に起こる性器出血や、月経の出血量が多いことなどがあります。それぞれの症状やライフステージに応じて不正性器出血の原因が異なり、治療方法が異なります。ここでは不正性器出血の定義から症状、原因、検査、治療などについておおまかに説明します。

不正性器出血(不正出血)とは?症状、原因、検査、治療など

月経以外の時に鮮血の性器出血が起きたり、おりものが褐色になると病気ではないかと不安になる人が多いと思います。性器出血が通常でも起こるのは、月経、分娩、産褥期の場合で、それ以外は不正性器出血と呼びます。不正性器出血の症状は月経以外に起こる性器出血や、月経の出血量が多いことなどがあります。それぞれの症状やライフステージに応じて不正性器出血の原因が異なり、治療方法が異なります。ここでは不正性器出血の定義から症状、原因、検査、治療などについておおまかに説明します。

不正性器出血(不正出血)の症状

不正性器出血は正常な月経、分娩、産褥期の出血以外の性器出血です。つまり、周期的な月経ではない時期の性器出血や、正常な月経の定義から外れた月経も不正性器出血です。いつもの月経と明らかに異なる時期の出血は不正性器出血と気づくことができますが、月経に近い時期の出血では不正性器出血を見分けにくくなります。また、自分の月経が正常なのかを判断するのは難しいことです。ここでは不正性器出血を疑う異常な月経やおりものの症状、妊娠中、排卵時期などに起こる性器出血の症状や、不正性器出血に合わせて起こりやすい症状も見ていきます。

不正性器出血(不正出血)の原因

不正性器出血の原因はさまざまで年代によっても異なります。主な原因はクラミジアや淋菌の感染などによる炎症、子宮筋腫などの良性腫瘍、子宮がんなど悪性腫瘍、出血しやすい全身の病気、薬剤、女性ホルモンの不安定な分泌、妊娠などがあります。小児期から老年期まで年代によってどの原因が多いかが異なります。ここでは不正性器出血の主な原因について見ていくとともに、年代別に多い原因についても説明します。

不正性器出血(不正出血)の検査

不正性器出血の原因を調べるための検査は、問診、身体診察、妊娠反応検査、超音波検査などが行われます。問診では不正性器出血の状況や症状などを聞かれ、身体診察では腹部の診察と膣や子宮頸部の内診が行われます。超音波検査では子宮や卵巣などの状況を把握することができます。思春期以降では妊娠による出血の可能性が常にあるので妊娠反応検査も行われます。病状に応じて血液検査や感染症の検査、子宮がんの有無について調べる病理検査などが追加で行われます。

不正性器出血(不正出血)の治療

不正性器出血の治療は原因によって異なります。不正性器出血の原因となるのはクラミジアや淋菌の感染などによる炎症、子宮筋腫などの良性腫瘍、子宮がんなど悪性腫瘍、出血しやすい全身の病気、薬剤、女性ホルモンの不安定な分泌、妊娠などがあります。原因によって治療方法が異なり、抗菌薬などの薬物治療、ホルモン剤での治療、手術治療など様々です。妊娠に関連した出血では妊娠の時期や状況に応じて、安静や薬物治療などの治療が行われます。ここではそれぞれの原因について治療方法を説明します。

知っておくべき不正性器出血(不正出血)の注意点

思春期や更年期では不正性器出血が起こりやすく、特に更年期はそれまでの月経から周期や日数が変化して不安になる人が多いです。どのような時に注意すべきかについて見ていきます。妊娠中の出血はとても心配になると思います。すぐに受診した方が良い場合や妊娠時期による注意点などについて説明します。特に、がんや性感染症が性器出血から見つかることもあります。