さんじょくきせいしんしょうがい
産褥期精神障害
子どもを産んだ後に精神的に不安定になっている状態。産後うつや産褥期精神病を含む概念
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最終更新: 2020.07.20
産褥期精神障害の基礎知識
POINT 産褥期精神障害とは
子どもを生んだ後に、精神的に不安定な状態のことで、産後うつや産褥期精神病を含んだ概念です。女性ホルモンのバランスの乱れや環境の変化、育児への不安が重なり精神的な変化が引き起こされると考えられている。マタニティブルーズ、産後うつ病、産褥精神病の3つに分類されます。問診(エジンバラ産後うつ病質問表など)によって精神状態が確認されます。家族や周囲による理解と支援が重要で、必要に応じて精神科の受診が必要です。産褥期精神障害が心配な人やその家族はかかりつけのお医者さんやメンタルクリニック、精神科で相談してください。
産褥期精神障害について
- 子供を産んだ後に起こる精神状態の変化
- 産後には、女性
ホルモン のバランスが変化し、環境も変化し、育児への不安もあることから精神的な変化が引き起こされると考えられている
- 産後には、女性
- 大きく以下の2つに分類される
- マタニティーブルーズ
- 症状は通常2週間以内に自然軽快するが、約5%が産後うつ病に移行するともいわれており、症状が長引く場合には注意が必要
- 出産後3-10日頃に
発症 する生理的なもの(主に2-4日が発症のピーク) - 近年の報告では妊婦の30%くらいの頻度でこの病気になると言われている
- 以下でマタニティーブルーズが起こりやすいと言われている
- 母体に
合併症 がある - 児に異常がある
- 長期間に渡り入院を要した
- 母児分離の時間が長かった
- 母体に
- 産褥期精神病