たいばんきのうふぜんしょうこうぐん
胎盤機能不全症候群
お母さんとお腹の中の赤ちゃんをつなぐ胎盤の機能が悪くなり、体内の赤ちゃんにいろいろな症状がでる病気
2人の医師がチェック 25回の改訂 最終更新: 2016.02.15

胎盤機能不全症候群の基礎知識

胎盤機能不全症候群について

  • お母さんとお腹の中の赤ちゃんをつなぐ胎盤の機能が悪くなり、体内の赤ちゃんにいろいろな症状がでる病気

    • おなかの中にいる赤ちゃんは、胎盤を通してお母さんから酸素や栄養をもらって大きくなる
    • 胎盤の機能が低下したために、赤ちゃんが低酸素・低栄養となり、いろいろな症状を起こすもの
  • 主な原因

    • 過期妊娠
      • 妊娠満42週を過ぎても赤ちゃんが産まれてこない
      • 出産予定日を過ぎると、胎盤の機能が衰えてくるため
    • 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)
      • 妊娠中の高血圧、むくみ蛋白尿(タンパク質が混ざってしまった尿)
    • お母さんが糖尿病や腎炎などの合併症を持っている
    • お母さんが高齢である

胎盤機能不全症候群の症状

  • 主な症状
    • 低栄養や低酸素が原因で赤ちゃんの見た目や、産まれた状態に異常がみられる
    • 低栄養が原因でなるもの
      • やせて細長い体型
      • しわしわの皮膚
      • 皮膚のひび割れ
      • 大人びた顔
      • 長い髪の毛、長い爪
    • 低酸素が原因でなるもの
      • お腹の中で便をしているため、羊水(赤ちゃんの周りにある水)が濁る
      • お腹の中でした便により、皮膚やへその緒が黄緑色になる
    • 多血症(血液中の赤血球の量が増える)
    • 低血糖(血液の中の血糖が下がる)

胎盤機能不全症候群の検査・診断

  • 診断の方法
    • エコー検査で赤ちゃんの発育具合を確認する

胎盤機能不全症候群の治療法

  • 主な治療
    • 妊娠中に診断されたら、なるべく家で安静にしている
    • 出産後に気づいたら、多血症低血糖など合併する症状に対して治療する
    • 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)にかからないようにする
      • 食事の塩分を控えめにして、バランスの良い食事をとる

胎盤機能不全症候群のタグ

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