きゅうせいいえん・きゅうせいいねんまくびょうへん(えーじーえむえる)
急性胃炎・急性胃粘膜病変 (AGML)
胃の粘膜のびらんや潰瘍が原因で、急激な腹痛・吐血・下血を起こす状態。多くは薬剤性、アルコールやストレスなどで起こる
8人の医師がチェック 122回の改訂 最終更新: 2020.09.07

急性胃炎・急性胃粘膜病変 (AGML)の詳細情報

急性胃炎・急性胃粘膜病変(AGML)

急性胃炎・急性胃粘膜病変は、胃や十二指腸などの上部消化管の粘膜に炎症が起こり、びらんや潰瘍、出血などを引き起こす病気です。ストレスやある種の薬剤が原因になることが多く、急な腹痛が典型的な症状です。内視鏡検査を行うと浅めの潰瘍やびらんが多発して時には出血している様子が観察されます。治療では胃酸分泌を抑える薬を内服し、出血の勢いが強い場合には内視鏡を用いた止血術が行われます。