こうとうしんけいつう
後頭神経痛
頭皮や筋肉にある神経(大後頭神経、小後頭神経、大耳介神経)が原因となる、後頭部の痛み
13人の医師がチェック 94回の改訂 最終更新: 2018.03.13

Beta 後頭神経痛のQ&A

    後頭神経痛の原因、メカニズムについて教えて下さい。

    頭の後ろの筋肉から皮膚に出てくる神経(大後頭神経・小後頭神経など)が、圧迫やストレスなどで痛みを生ずるようになって発症すると言われています。

    後頭神経痛は、どんな症状で発症するのですか?

    典型的には、「急に後頭部が痛くなった」という症状が多いです。痛みは、キリキリ・チクチク、といったものが多いようです。かなりの痛みを伴うこともあり、くも膜下出血でないかとご心配になられる方もいらっしゃいます。

    後頭神経痛は、どのように診断するのですか?

    典型的な症状であれば、神経学的検査(筋力が落ちていないか、感覚の問題がないかなど)で問題ないことを確認しつつ、後頭部の髪の生え際を押さえて痛みを生じることが分かれば、診断自体は難しくありません。ただし似たような痛みを生じる他の病気がないかどうかの検討は必要です。

    後頭神経痛の、その他の検査について教えて下さい。

    状況によりますが、他の病気でないことを確認するために頭部CTまたはMRIを行うことはあります。

    後頭神経痛と診断が紛らわしい病気はありますか?

    急に頭痛が発生することがあるので、似たような頭痛を生じうるくも膜下出血や動脈解離でないかどうかを慎重に判断します。また、帯状疱疹の症状として痛みを生ずることもあります。

    後頭神経痛の治療法について教えて下さい。

    最初は痛み止めやビタミン剤で対処します。痛み止めだけでは十分痛みが取れない場合は、痛みを起こしている神経に対しブロック注射を行うこともあります。

    後頭神経痛は、再発を予防できる病気ですか?

    再発はしうるものです。例えて言えば、「風邪」は治ってもまたかかってしまうのに似ています。しかしストレスなどの誘因を避けることにより、その可能性を減らすことはできると考えます。

    後頭神経痛に関して、日常生活で気をつけるべき点について教えて下さい。

    ストレスなどの誘因を避けますが、特別な制限はありません。ただ痛みの部分に皮疹が出てこないかどうかは気にして下さい。皮疹が出てきた場合それは帯状疱疹の可能性がありますので(痛みを伴う皮疹の場合は特に強く疑います)その場合は皮膚科医へご相談下さい。

    後頭神経痛は、完治する病気ですか?あるいは、治っても後遺症の残る病気ですか?

    完治しますし、これ自体で後遺症の残る病気でもありません。

    後頭神経痛は治療しなければいけませんか?

    後頭神経痛自体は命に関わるようなものでもなく、もし痛みが気にならない程度なら治療しなくとも多くは数日-2週間以内に良くなると言われています。そのため、治療「しなければならない」わけでもありません。しかし痛みで日常生活などに支障が出るようであれば治療を受けた方が良いでしょう。

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