なんこつにくしゅ
軟骨肉腫
軟骨を作る細胞ががん(悪性腫瘍)化する病気。骨軟骨腫という良性腫瘍が変化して起こることもある。
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最終更新: 2023.02.20
軟骨肉腫の基礎知識
POINT 軟骨肉腫とは
軟骨を作る細胞ががん(悪性腫瘍)化する病気です。軟骨肉腫(英語名:chondrosarcoma)は50歳以降に多く発症し、肋骨や脊椎、骨盤にできることが多いです。骨のがんでは骨肉腫に次いで多いです。初期には症状はほとんどありませんが、進行して大きくなると痛みや腫れが現れます。肉腫が進行することによって骨折(病的骨折)が起こることもあります。画像検査(レントゲン検査やCT検査、MRI検査など)や病理検査によって診断されます。治療法には手術や抗がん剤、放射線療法の3つがあり、整形外科で診療が行われます。
軟骨肉腫について
軟骨肉腫の症状
- 初期では自覚症状がない
- 進行すると
がん のある部分の痛みや腫れが現れる - がんが進行して骨がもろくなると
病的骨折 が起こることもある
軟骨肉腫の検査・診断
- 画像検査:
腫瘍 の有無や大きさや広がりなどを調べるレントゲン CT - 石灰化が認められる
MRI
組織診 :腫瘍の組織を切り取って、腫瘍の種類や性質を調べる
軟骨肉腫の治療法
- 手術、
化学療法 (ホルモン 療法)、放射線療法 を組み合わせて治療を行う - 長期的な経過
- 再発や、肺などへの
転移 が起こっていないか確認するため、定期的な検査が重要
- 再発や、肺などへの