かんせつりうまち
関節リウマチ
免疫の異常により関節の腫れや痛みが起こる病気
14人の医師がチェック 152回の改訂 最終更新: 2024.02.17

Beta 関節リウマチについての医師コメント

関節リウマチは治療薬の進歩により、関節の腫れや変形が抑えられることが多くなってきました。様々な治療薬の選択肢がありますが、個々の患者さんにあった薬を選ぶことが大事です。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.03.12

関節リウマチの薬は免疫を低下させるから癌とかがおきやすくなるのではと心配される患者様がおられますが、治療薬の中でメソトレキサートはリンパ腫、生物学的製剤は皮膚の悪性腫瘍の発症リスクをあげると言われています。しかしそういった病気の頻度はまれであり、逆に関節リウマチ自体も治療によって炎症を抑えないとリンパ腫の頻度を上げると報告されています。ですのでトータルとして関節リウマチの治療はリンパ節が腫れてこないか、または皮膚に何か新しいできものができていないかを注意して、しっかり炎症を抑えて治療することが大事と考えられます。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.02.23

・関節の痛みや腫れといった症状が3ヶ月以上続く時は、関節リウマチを含めたリウマチ疾患の可能性があります。症状だけを見ての自己判断は難しいので、病院を受診して相談してみましょう。

・関節リウマチはできる限り早く治療を開始した方が、その後の関節破壊をより防ぐことができます。また関節リウマチの診断に当てはまらない早期の関節炎に関してもステロイドを用いることで、その後の関節リウマチ発症予防につながるという報告もあります。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.02.23