きゅうせいにゅうせんえん
急性乳腺炎
乳腺が何らかの理由で炎症を起こした状態。感染や乳汁がうっ滞することで起こる
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最終更新: 2017.12.06
急性乳腺炎の基礎知識
POINT 急性乳腺炎とは
乳腺が何らかの理由で炎症を起こした状態です。主な原因は、乳腺がうっ滞した場合と細菌によって感染が起こった場合になります。急性乳腺炎の症状は、皮膚が赤くなる・腫れる・しこりができるなどになります。症状が強い場合は、高熱を出すこともあります。 診断は、触診・画像検査・細菌検査を総合して行います。うっ滞性乳腺炎の場合は乳房マッサージを行い、化膿性(感染性)乳腺炎の場合は抗菌薬を投与することになります。急性乳腺炎が気になる人や治療したい人は産婦人科にかかって下さい。
急性乳腺炎について
急性乳腺炎の症状
急性乳腺炎の検査・診断
- 診察:乳腺の状態を確認し、触診で
腫瘍 がないかなどを調べる - 血液検査:
炎症 があるかどうかなどを調べる - 画像検査
マンモグラフィー 胸部CT検査 MRI 検査超音波検査
- 乳汁を採取して
細胞診 や細菌検査 を行う(炎症性乳がんではないのか調べる)