はいがん(げんぱつせいはいがん)
肺がん(原発性肺がん)
肺にできたがん。がんの中で、男性の死因の第1位。
29人の医師がチェック 227回の改訂 最終更新: 2018.07.12

Beta 肺がん(原発性肺がん)についての医師コメント

治療方法をすべて医師に任せたいという患者さんもいれば、自分の希望を伝え、一緒に治療方法を選びたいという患者さんも増えてきています。正解はありませんが、強いて言うなら「納得できる治療」を受けることが正解です。
手術をする病院は、手術の数も一つの参考にしたらよいと思います。一概には言えませんが、最低でも肺癌の手術を年間50例以上の手術を行っている病院のほうが、治療に慣れていると思います。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.03.16

・検診で毎年レントゲンを確認していても、不運にも1年の間に出現し進行癌になってしまうケースもあります。検診は決して万能とは言えませんが、受けるに越したことはありません。
・ また診断の絶対的な根拠は顕微鏡による病理診断です。顕微鏡での悪性細胞の確認が診断の拠り所となります。しかし、気管支鏡などで取ってくる小さな肺のカケラでどうしても診断がつかない場合があります。そのような場合、早期肺癌と想定される場合は診断的治療として手術に踏み切り切除してくる場合もあります。取ってきた肺を顕微鏡で調べて手術後に診断が確定することになります。

・手術で取りきれる場合や、放射線と化学療法を合わせ技で行える場合は完治する可能性があります。一方で、化学療法単独の場合は残念ながら完治は見込めず、病気を進ませないでうまく付き合っていくための手段であるという認識が必要となります。化学療法自体の副作用もあることから、体力を損ないすぎてまで化学療法を継続することは本末転倒と言えます。あくまで元気な時間を伸ばすための化学療法なので、治療をしながら1日1日を自分らしく過ごしていけるようにして欲しいと医療者側は思っています。期待される効果に比べて副作用が大きくなる危険が大きくなってきたらば、化学療法はその役目を終えるタイミングなのかもしれません。
・近年分子標的薬という、効果が強い一方で副作用が少なめという薬剤が登場しています。具体的にはイレッサ、ザーコリ、ジオトリフ(いずれも商品名)などですが、特定の遺伝子変異を認めた場合にしか使用できません。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.02.23