処方薬
レギチーン注射液5mg
レギチーン注射液5mgの基本情報
レギチーン注射液5mgの概要
商品名 | レギチーン注射液5mg |
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一般名 | フェントラミンメシル酸塩注射液 |
薬価・規格 | 59.0円 (0.5%1mL1瓶) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | ノバルティス ファーマ |
YJコード | 7290404A2026 |
レセプト電算コード | 622639501 |
レギチーン注射液5mgの主な効果と作用
- 末梢の血管をひろげて血圧を下げる働きがあります。
- 褐色細胞腫の診断に用いたり、血圧を調整するお薬です。
レギチーン注射液5mgの用途
レギチーン注射液5mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
急激な血圧低下、ショック様症状、頻脈、心拍数減少、不整脈、胸内苦悶、狭心症様発作、心筋梗塞、起立性低血圧、鼻閉、皮膚潮紅
上記以外の副作用
過敏症状、熱感、頭痛、めまい、脱力感、背痛、発汗、悪心、嘔吐、下痢
レギチーン注射液5mgの用法・用量
- 〈褐色細胞腫の手術前・手術中の血圧調整〉手術前に、フェントラミンメシル酸塩として、通常、成人には5mg(1mL)、小児には1mg(0.2mL)を、静脈内又は筋肉内に注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- 手術中、フェントラミンメシル酸塩として、通常、成人には血圧の状態から判断して、1~5mg(0.2~1mL)を適時静注する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉フェントラミンメシル酸塩として、通常成人には5mg(1mL)を静脈内又は筋肉内に注射する
- 通常小児には静脈内注射の場合1mg(0.2mL)、筋肉内注射の場合3mg(0.6mL)を投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉鎮静剤、鎮痛剤等すべての投薬を、フェントラミン試験の少なくとも24時間前、できれば48~72時間前に中止すること
- 褐色細胞腫の診断の場合、降圧剤が投与されている場合には、投与前の血圧値に戻ってから試験を実施すること
- 本試験を正常血圧の患者で実施することは意味がない
- 7.2. 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉静脈内注射の場合、次の手技に従うこと
- ・ 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉患者を仰臥、安静にし、血圧を安定させる
- ・ 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉静脈内に注射針を刺入し、穿刺による血圧の動揺が消失するのを待って本剤を投与する
- ・ 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉本剤静注後、直ちに血圧の測定を開始し、最初の3分間は30秒毎、次の7分間は60秒毎に血圧を測定する
- 7.3. 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉筋肉内注射の場合、次の手技に従うこと
- ・ 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉静脈内注射の場合に準じて実施する
- ・ 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉投与後の血圧測定は、5分毎に45分間行う
- 7.4. 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉収縮期圧35mmHg以上、拡張期圧25mmHg以上の血圧降下を示し、かつ血圧降下が静注後では2分以内、筋注後では20分以内に最大となった場合は、褐色細胞腫を示唆するものとする
- 本試験はかなり確実なスクリーニング法であるが、偽陽性(特に尿毒症や、鎮静剤等の投薬を受けている患者の場合)又は偽陰性(特に発作性血圧上昇型の患者の場合)の結果を示すことがある
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
レギチーン注射液5mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください