処方薬
ビームゲン注0.25mL

ビームゲン注0.25mLの基本情報

ビームゲン注0.25mLの概要

商品名 ビームゲン注0.25mL
一般名 組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)
薬価・規格 2178.0円 (0.25mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 KMバイオロジクス
ブランド ビームゲン注0.25mL 他
YJコード 6313402A1073
レセプト電算コード 621150308
添付文書PDFファイル

ビームゲン注0.25mLの主な効果と作用

  • B型肝炎の予防や発症予防に使われるワクチンです。
  • B型肝炎に対する免疫を獲得し、B型肝炎の予防や発症を予防するワクチンです。

ビームゲン注0.25mLの用途

  • B型肝炎の予防
  • B型肝炎ウイルス母子感染の予防
  • HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症予防

ビームゲン注0.25mLの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発熱、発疹、疼痛、腫脹、硬結、発赤、そう痒感、熱感、関節痛、筋肉痛、嘔気

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、血圧低下、呼吸困難、顔面蒼白、多発性硬化症、急性散在性脳脊髄炎、ギラン・バレー症候群

上記以外の副作用

下痢、食欲不振、頭痛、倦怠感、違和感、過敏症、湿疹、そう痒、蕁麻疹、紅斑、関節炎、肩こり、背部痛、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、嘔吐、腹痛、眠気、めまい、けいれん、しびれ感、悪寒、血小板減少症

ビームゲン注0.25mLの用法・用量

  • 1). B型肝炎の予防:通常、0.5mLずつを4週間隔で2回、更に、初回注射の20~24週後に1回0.5mLを皮下又は筋肉内に注射する
  • ただし、10歳未満の者には、0.25mLずつを同様の投与間隔で皮下に注射する
  • ただし、能動的HBs抗体が獲得されていない場合には追加注射する
  • 2). B型肝炎ウイルス母子感染の予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用):通常、0.25mLを1回、生後12時間以内を目安に皮下に注射する
    • 更に、0.25mLずつを初回注射の1箇月後及び6箇月後の2回、同様の用法で注射する
  • ただし、能動的HBs抗体が獲得されていない場合には追加注射する
  • 3). HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用):通常、0.5mLを1回、事故発生後7日以内に皮下又は筋肉内に注射する
  • 更に0.5mLずつを初回注射の1箇月後及び3~6箇月後の2回、同様の用法で注射する
    • なお、10歳未満の者には、0.25mLずつを同様の投与間隔で皮下に注射する
  • ただし、能動的HBs抗体が獲得されていない場合には追加注射する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 定期接種対象者と標準的接種年齢生後1歳に至るまでの間にある者に対し、標準として生後2月に至った時から生後9月に至るまでの間に、27日以上の間隔をおいて2回、更に1回目の接種から139日以上の間隔をおいて1回皮下に接種する
  • 7.2. 一般的注意7.2.1. 〈効能共通〉B型肝炎ウイルスへの曝露による感染及び発症の可能性が高い者又はB型肝炎ウイルスに感染すると重症化するおそれがある者には、本剤の3回目接種1~2箇月後を目途に抗体検査を行い、HBs抗体が獲得されていない場合には追加接種を考慮すること
  • 7.2.2. 〈B型肝炎ウイルス母子感染の予防〉抗HBs人免疫グロブリンを併用すること
  • 7.2.3. 〈B型肝炎ウイルス母子感染の予防〉初回注射の時期は、被接種者の状況に応じて生後12時間以降とすることもできるが、その場合であっても生後できるだけ早期に行うこと
  • 7.2.4. 〈HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症予防〉抗HBs人免疫グロブリンを併用すること
  • 7.3. 同時接種医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる〔14.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ビームゲン注0.25mLの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アナフィラキシー
    • 発熱
    • 予防接種を行うことが不適当な状態
    • 重篤な急性疾患
    • アレルギー
    • 肝機能障害
    • 肝臓疾患
    • 凝固障害
    • 免疫不全
    • 血液疾患
    • 血小板減少症
    • 腎機能障害
    • 心臓血管系疾患
    • 腎臓疾患
    • 発育障害
    • 全身性発疹
    • 抗凝固療法施行中
    • 先天性免疫不全症
    • 予防接種で接種後2日以内に発熱
    • B型肝炎ウイルスに感染すると重症化
    • B型肝炎ウイルスへの曝露による感染及び発症の可能性が高い
    • けいれん

患者の属性に応じた注意喚起

ビームゲン注0.25mLの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血液凝固阻止剤 筋肉注射部位の出血
免疫抑制剤 本剤の効果が得られない
アザチオプリン 本剤の効果が得られない
免疫抑制作用を有する薬剤 本剤の効果が得られない

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