トリーメク配合錠の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
疲労、免疫再構築炎症反応症候群、不眠症、浮動性めまい、異常な夢、うつ病、傾眠、睡眠障害、錯感覚、不安、自殺企図
起こる可能性のある重大な副作用
肝機能障害、重篤な血液障害、赤芽球癆、汎血球減少、貧血、白血球減少、好中球減少、血小板減少、錯乱状態、心不全、ビリルビン上昇、発熱、皮疹、多臓器過敏症、全身性過敏症、斑状丘疹性皮疹、蕁麻疹、多形紅斑、紅斑、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛、口腔潰瘍、呼吸困難、咳、咽頭痛、頭痛、急性呼吸促迫症候群、呼吸不全、感覚異常、リンパ球減少、肝機能検査値異常、AST上昇、ALT上昇、肝不全、筋痛、筋変性、横紋筋融解、筋萎縮、関節痛、CK上昇、クレアチニン上昇、腎不全、結膜炎、嗜眠、倦怠感、疲労感、浮腫、リンパ節腫脹、血圧低下、粘膜障害、アナフィラキシー、薬剤性過敏症症候群、発疹、好酸球増多、遅延性の重篤な過敏症状、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、眼充血、顔面腫脹、口唇びらん、口腔粘膜びらん、陰部びらん、皮膚水疱、粘膜水疱、そう痒、全身倦怠、全身倦怠感、膵炎、血清アミラーゼ上昇、血清リパーゼ上昇、トリグリセリド上昇、重度腹痛、悪心、乳酸アシドーシス、脂肪沈着による重度肝腫大、脂肪肝、肝毒性、肝毒性が疑われる臨床症状、肝毒性が疑われる検査値異常、重篤な乳酸アシドーシス、食欲不振、急な体重減少、胃腸障害、頻呼吸、横紋筋融解症、ニューロパチー、痙攣、黄疸
上記以外の副作用
鼓腸、腹部膨満、消化不良、腹部不快感、胃食道逆流性疾患、上腹部痛、胃炎、肝炎、皮膚そう痒症、脱毛症、ざ瘡、多汗症、皮膚炎、無力症、異常感、熱感、インフルエンザ様疾患、酩酊感、易刺激性、乳頭炎、食欲減退、筋肉痛、筋痙直、鼻炎、咳嗽、ALT増加、AST増加、血中ビリルビン増加、血中クレアチニン増加、肝機能検査異常、血中ブドウ糖増加、体重増加、体重減少、末梢性ニューロパチー、感情障害、自殺念慮、痔核、腹部硬直、湿疹、毛包炎、体温調節障害、疼痛、体脂肪再分布、体脂肪蓄積、胸部脂肪増加、体幹部脂肪増加、末梢部脂肪減少、顔面脂肪減少、野牛肩、血清脂質増加、血糖増加、アミラーゼ増加、高乳酸血症、脱水、耳管炎、筋障害、骨痛、敗血症、口腔咽頭痛、肺炎、気管支炎、副鼻腔炎、呼吸障害、上気道炎症、リンパ球減少症、リンパ節症、心筋症、血中ブドウ糖減少、総蛋白増加、総蛋白減少、血中重炭酸塩増加、血中重炭酸塩減少、血中クレアチンホスホキナーゼ増加、血中トリグリセリド増加、血中コレステロール増加、血中尿酸増加、平均赤血球容積増加
トリーメク配合錠の用法・用量
- 通常、成人には1回1錠(ドルテグラビルとして50mg、アバカビルとして600mg及びラミブジンとして300mgを含有)を食事の有無にかかわらず1日1回経口投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は、HIV感染症に対して1剤で治療を行うものであるため、他の抗HIV薬<ドルテグラビルを追加投与する必要がある場合を除く>と併用しないこと(ただし、ドルテグラビルを追加投与する必要がある場合を除く)〔7.2、10.2参照〕
- 7.2. 本剤とカルバマゼピン、リファンピシン、フェニトイン、ホスフェニトイン、フェノバルビタール、セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品を併用する場合は、ドルテグラビルとして50mgを本剤投与の約12時間後に投与する〔7.1、10.2、16.7.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
膵炎を発症させることが知られている薬剤との併用療法 |
膵炎を再発又は発症 |
塩酸ピルジカイニド |
血漿中濃度を上昇、心室頻拍・洞停止及び心室細動等の発現及び重篤化 |
カルバマゼピン |
ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで33%・Cτで73%低下 |
フェニトイン |
ドルテグラビルの血漿中濃度を低下 |
ホスフェニトイン |
ドルテグラビルの血漿中濃度を低下 |
フェノバルビタール |
ドルテグラビルの血漿中濃度を低下 |
リファンピシン類 |
ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで43%・Cτで72%低下 |
多価陽イオン含有製剤<服用> |
ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで72%・C24で74%低下 |
マグネシウム製剤経口剤 |
ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで72%・C24で74%低下 |
アルミニウム<服用> |
ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで72%・C24で74%低下 |
鉄剤<服用> |
ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで35%・C24で32%低下 |
カルシウム経口剤 |
ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで35%・C24で32%低下 |
塩酸メトホルミン |
血漿中濃度をCmaxで66%上昇、血漿中濃度をCmaxで111%上昇 |
エタノール摂取 |
アバカビルの代謝はエタノールによる影響を受ける、アバカビルのAUCが約41%増加 |
メサドン塩酸塩 |
クリアランスが22%増加、Cmaxが35%減少しtmaxが1時間延長 |
スルファメトキサゾール・トリメトプリム |
ラミブジンのAUCが43%増加、ラミブジンの全身クリアランスが30%・腎クリアランスが35%減少 |
ソルビトール |
ラミブジンのAUCが減少<それぞれ18%・36%・42%減少> |
リオシグアト |
AUCが増加 |