処方薬
グラジナ錠50mg
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グラジナ錠50mgの基本情報

グラジナ錠50mgの概要

商品名 グラジナ錠50mg
一般名 グラゾプレビル水和物錠
薬価・規格 8715.3円 (50mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 MSD
YJコード 6250043F1024
レセプト電算コード 622516001
識別コード 779
添付文書PDFファイル

グラジナ錠50mgの主な効果と作用

  • C型肝炎、C型肝硬変を治療するお薬です。
  • C型肝炎ウイルスの増殖をおさえる働きがあります。

グラジナ錠50mgの用途

  • セログループ1のC型慢性肝炎ウイルス血症の改善
  • セログループ1のC型代償性肝硬変のウイルス血症の改善

グラジナ錠50mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

ALT増加、AST増加、倦怠感、疲労、下痢、便秘、腹部不快感、悪心、発疹、頭痛、浮動性めまい

起こる可能性のある重大な副作用

肝機能障害、AST増加<基準値上限5倍超>、ALT増加<基準値上限5倍超>

上記以外の副作用

鼻咽頭炎、血中ビリルビン増加、ヘモグロビン減少

グラジナ錠50mgの用法・用量

  • 通常、成人にはグラゾプレビルとして100mgを1日1回経口投与する
  • 本剤はエルバスビルと併用し、投与期間は12週間とする
  • (用法及び用量に関連する注意)本剤の単独投与は行わないこと
  • エルバスビルの投与を中止する場合は、本剤の投与も中止すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

グラジナ錠50mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • サキナビル投与中
    • シクロスポリン投与中
    • リファブチン投与中
    • リファンピシン投与中
    • エファビレンツ投与中
    • アタザナビル投与中
    • カルバマゼピン投与中
    • ロピナビル・リトナビル投与中
    • ダルナビル投与中
    • フェノバルビタール投与中
    • セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品摂取中
    • フェニトイン投与中
    • ホスフェニトイン投与中
    • 中等度又は重度<Child-Pugh分類B又はC>の肝機能障害
    • B型肝炎ウイルス感染
    • HBs抗原陰性かつHBc抗体陽性
    • HBs抗原陰性かつHBs抗体陽性

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

グラジナ錠50mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
シクロスポリン グラゾプレビルの血中濃度が上昇
アタザナビル グラゾプレビルの血中濃度が上昇
ダルナビル グラゾプレビルの血中濃度が上昇
ロピナビル・リトナビル配合剤 グラゾプレビルの血中濃度が上昇
サキナビル グラゾプレビルの血中濃度が上昇
リファンピシン類 グラゾプレビルの血中濃度が上昇、グラゾプレビルの血中濃度が低下
EVG・COBI・FTC・TDF<配合剤> グラゾプレビルの血中濃度が上昇
EVG・COBI・FTC・TAF<配合剤> グラゾプレビルの血中濃度が上昇
カルバマゼピン グラゾプレビルの血中濃度が低下、本剤の治療効果を減弱
フェニトイン グラゾプレビルの血中濃度が低下、本剤の治療効果を減弱
ホスフェニトイン グラゾプレビルの血中濃度が低下、本剤の治療効果を減弱
フェノバルビタール グラゾプレビルの血中濃度が低下、本剤の治療効果を減弱
リファブチン グラゾプレビルの血中濃度が低下、本剤の治療効果を減弱
ボセンタン グラゾプレビルの血中濃度が低下、本剤の治療効果を減弱
モダフィニル グラゾプレビルの血中濃度が低下、本剤の治療効果を減弱
エトラビリン グラゾプレビルの血中濃度が低下、本剤の治療効果を減弱
エファビレンツ グラゾプレビルの血中濃度が低下し本剤の治療効果を減弱
タクロリムス水和物 血中濃度が上昇又は低下
アトルバスタチン<服用> 血中濃度が上昇
ロスバスタチン<服用> 血中濃度が上昇
シンバスタチン<経口> 血中濃度が上昇
フルバスタチン<経口> 血中濃度が上昇
スニチニブ<経口> 血中濃度が上昇

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの

グラジナ錠50mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 8715.3円 (50mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 MSD
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グラジナ錠50mgに関係する解説

C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)

  • グラジナ錠50mgは、C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)に分類される。
  • C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)とは、C型肝炎ウイルス(HCV)の増殖を抑えることでC型肝炎を治療する薬。

C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)の代表的な商品名

  • レベトール
  • ハーボニー配合錠
  • マヴィレット配合錠、マヴィレット配合顆粒小児用
  • エプクルーサ配合錠
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