ランサップ400の基本情報
ランサップ400の概要
商品名 | ランサップ400 |
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一般名 | ランソプラゾール・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシンシート |
薬価・規格 | 561.6円 (1シート) |
薬の形状 |
内用薬 > その他 > その他
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製造会社 | 武田薬品 |
ブランド | ランサップ400 他 |
YJコード | 6199100X1025 |
レセプト電算コード | 610462048 |
識別コード | @283 |
ランサップ400の主な効果と作用
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の感染を治療するお薬です。
- 胃酸の分泌をおさえるお薬と2種類の
抗生物質 により、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌を除菌する働きがあります。
ランサップ400の用途
ランサップ400の副作用
主な副作用
下痢、軟便、眩暈、蕁麻疹、大腸炎、血便、腹部膨満感、便秘、口内炎、胃食道逆流、食欲不振
起こる可能性のある重大な副作用
貧血、顆粒球減少、血小板減少、アナフィラキシー、発疹、呼吸困難、ショック、汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、黄疸、AST上昇、ALT上昇、肝機能障害、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、間質性肺炎、発熱、咳嗽、間質性腎炎、急性腎不全、視力障害、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、膿疱、紅皮症、剥脱性皮膚炎、頭痛、関節痛、皮膚紅斑、皮膚水疱、粘膜紅斑、粘膜水疱、皮膚緊張感、皮膚灼熱感、皮膚疼痛、急性腎障害、偽膜性大腸炎、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、好酸球性肺炎、項部硬直、悪心、嘔吐、意識混濁、無菌性髄膜炎、痙攣、発赤、QT延長、心室頻拍、Torsades de Pointes、心室細動、劇症肝炎、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、肝不全、白血球減少、胸部X線異常、好酸球増多、PIE症候群、出血性大腸炎、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、横紋筋融解症、強直間代性痙攣、ミオクロヌス、意識消失発作、尿細管間質性腎炎、乏尿、血中クレアチニン値上昇、腎機能低下、アレルギー性紫斑病、リンパ節腫脹、白血球増加、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な薬剤性過敏症症候群、全身発疹、顔面浮腫、重篤な肝機能障害、肺音異常、捻髪音、不快感、口内異常感、便意、発汗、喘鳴、血管浮腫、全身潮紅、全身蕁麻疹、重篤な腎障害
上記以外の副作用
ビリルビン上昇、好中球減少、白血球増多、不眠、うつ状態、トリグリセリド上昇、尿酸上昇、総コレステロール上昇、総コレステロール低下、尿蛋白陽性、尿糖陽性、倦怠感、膣モニリア症、collagenous colitis、下痢が継続、腸管粘膜縦走潰瘍、腸管粘膜糜爛、腸管粘膜易出血、下血、胃部不快感、浮腫、耳鳴、過敏症、舌炎、口渇、胸やけ、そう痒、眠気、しびれ、しびれ感、亜急性皮膚エリテマトーデス、カンジダ症、振戦、脱毛、かすみ目、低ナトリウム血症、低マグネシウム血症、黒毛舌、ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応、全身倦怠感、病変部悪化、そう痒感、幻覚、失見当識、意識障害、譫妄、躁病、錯感覚、聴力低下、嗅覚異常、口腔内糜爛、歯牙変色、頻尿、動悸、低血糖、味覚異常、女性化乳房、舌のしびれ感、口唇のしびれ感、四肢のしびれ感、菌交代症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、神経炎、苦味、舌変色
ランサップ400の用法・用量
- ランソプラゾールとして1回30mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する
- なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる
- 但し、1回400mg(力価)1日2回を上限とする
ランサップ400の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ランサップ400の注意が必要な飲み合わせ
薬剤名 | 影響 |
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肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 | 代謝が阻害され血中濃度が上昇 |
P糖蛋白の基質となる薬剤 | 排出が阻害され血中濃度が上昇 |
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 | クラリスロマイシンの代謝が阻害され未変化体の血中濃度が上昇 |
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 | クラリスロマイシンの代謝が促進され未変化体の血中濃度が低下 |
硫酸アタザナビル<経口> | 作用を減弱 |
リルピビリン塩酸塩<経口> | 作用を減弱 |
イトラコナゾール | 作用を減弱、血中濃度上昇に伴う作用の増強、クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強 |
ゲフィチニブ | 作用を減弱 |
ボスチニブ水和物 | 作用を減弱 |
ピモジド | QT延長、心室性不整脈<Torsades de Pointesを含む>、心血管系副作用 |
エルゴタミンを含有する製剤 | 血管攣縮等の重篤な副作用 |
酒石酸エルゴタミン | 血管攣縮等の重篤な副作用 |
ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩含有製剤 | 血管攣縮等の重篤な副作用 |
スボレキサント | 血漿中濃度が顕著に上昇しその作用が著しく増強 |
ロミタピドメシル酸塩 | 血中濃度が著しく上昇 |
タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合> | クリアランスが高度に減少しその作用が増強 |
チカグレロル | 血漿中濃度が著しく上昇 |
イブルチニブ | 血中濃度が上昇しその作用が増強 |
アスナプレビル | 血中濃度が上昇し肝臓に関連した副作用が発現・重症化 |
バニプレビル | 血中濃度が上昇し悪心・嘔吐・下痢の発現が増加 |
テオフィリン | 血中濃度が低下、血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
タクロリムス水和物 | 血中濃度が上昇、血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
メトトレキサート製剤 | 血中濃度が上昇 |
ジゴキシン<服用> | 作用を増強 |
メチルジゴキシン<服用> | 作用を増強 |
フェニトイン | 代謝・排泄が遅延することが類薬<オメプラゾール>で報告 |
ジアゼパム | 代謝・排泄が遅延することが類薬<オメプラゾール>で報告 |
ワルファリンカリウム | 作用が増強、血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
経口避妊薬 | 当該薬剤の効果が減弱 |
プロベネシド | アモキシシリン水和物の血中濃度を増加 |
ジゴキシン | 嘔気、嘔吐、不整脈 |
スルホニルウレア系薬剤 | 低血糖、意識障害 |
グリベンクラミド | 低血糖、意識障害 |
カルバマゼピン | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
アミノフィリン製剤 | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
シクロスポリン | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
エベロリムス | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
CYP3A4で代謝されるベンゾジアゼピン類 | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
トリアゾラム | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
ミダゾラム | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
非定型抗精神病薬<CYP3A4で代謝される薬剤> | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
フマル酸クエチアピン | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
ジソピラミド | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
エプレレノン | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
臭化水素酸エレトリプタン | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
カルシウム拮抗剤<CYP3A4で代謝される薬剤> | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
ニフェジピン | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
ベラパミル | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
ジエノゲスト | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
PDE5阻害薬 | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
シルデナフィル | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
タダラフィル<シアリス・ザルティア> | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
クマリン系抗凝血剤 | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
ドセタキセル水和物 | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
オキシコドン塩酸塩水和物 | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
フェンタニール | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
フェンタニルクエン酸塩 | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
抗凝固剤<CYP3A4で代謝されP-糖蛋白質で排出される薬剤> | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
アピキサバン | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
リバーロキサバン | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
P糖蛋白を基質とする抗凝固剤 | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
ダビガトランエテキシラート | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
エドキサバントシル酸塩水和物 | 血中濃度上昇に伴う作用の増強 |
サキナビルメシル酸塩 | 血中濃度上昇に伴う作用の増強、クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強 |
リファブチン | 血中濃度上昇に伴う作用の増強、クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、クラリスロマイシンの作用が減弱 |
エトラビリン | 血中濃度上昇に伴う作用の増強、クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、クラリスロマイシンの作用が減弱 |
アトルバスタチンカルシウム水和物 | 血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症 |
シンバスタチン | 血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症 |
ロバスタチン | 血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症 |
コルヒチン | 血中濃度上昇、中毒症状<汎血球減少・肝機能障害・筋肉痛・腹痛・嘔吐・下痢・発熱等> |
HIVプロテアーゼ阻害剤 | クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強 |
リトナビル | クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強 |
リファンピシン類 | クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、クラリスロマイシンの作用が減弱 |
エファビレンツ | クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、クラリスロマイシンの作用が減弱 |
ネビラピン | クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、クラリスロマイシンの作用が減弱 |
天然ケイ酸アルミニウム | クラリスロマイシンの吸収が低下 |