処方薬
ブレヤンジ静注
先発
ブレヤンジ静注の基本情報
ブレヤンジ静注の概要
商品名 | ブレヤンジ静注 |
---|---|
一般名 | リソカブタゲンマラルユーセル |
薬価・規格 | 32647761.0円 (1患者当たり) |
薬の形状 |
注射薬 > その他 > その他
|
製造会社 | BMS |
YJコード | 4900406X1029 |
レセプト電算コード | 629700701 |
ブレヤンジ静注の主な効果と作用
- 悪性リンパ腫を治療するお薬です。
腫瘍 細胞の傷害を促す働きがあります。- あなたの病気や
症状 に合わせて処方されたお薬です。
ブレヤンジ静注の用途
ブレヤンジ静注の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
疲労、リンパ球減少、白血球減少、低フィブリノゲン血症、食欲減退、低カリウム血症、脱水、激越、精神状態変化、失見当識、傾眠
起こる可能性のある重大な副作用
サイトカイン放出症候群、発熱、頭痛、振戦、血球減少、錯乱状態、低血圧、発熱性好中球減少症、頻脈、悪寒、低酸素症、神経系事象、失語症、浮動性眩暈、免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群、ICANS、日和見感染、重度感染症、敗血症、肺炎、投与後28日目までに回復しない重度血小板減少、投与後28日目までに回復しない重度好中球減少、投与後28日目までに回復しない重度貧血、低γグロブリン血症、血球貪食性リンパ組織球症、脳症、譫妄、痙攣発作、ショック、アナフィラキシー、infusion reaction、腫瘍崩壊症候群、ウイルス再活性化、ウイルス増加、進行性多巣性白質脳症、PML、神経症状
上記以外の副作用
嗜眠、運動失調、構語障害、記憶障害、認知障害、意識レベル低下、注意力障害、洞性頻脈、呼吸困難、咳嗽、悪心、下痢、嘔吐、腹痛、便秘、筋肉痛、筋力低下、関節痛、無力症、発疹、ALT増加、AST増加、疼痛、凝血異常、低リン血症、低ナトリウム血症、不眠症、不安、健忘、味覚異常、顔面麻痺、脳浮腫、浮腫、小脳症候群、末梢性ニューロパチー、脳血管発作、動悸、心筋症、不整脈、起立性低血圧、高血圧、血栓症、胃腸出血、背部痛、運動機能障害、腎機能障害、尿失禁、体重減少、歩行障害、視覚障害
ブレヤンジ静注の用法・用量
- 医療機関での白血球アフェレーシス~製造施設への輸送:1.白血球アフェレーシス:白血球アフェレーシスにより、非動員末梢血単核球を採取する
- 2.白血球アフェレーシス産物の輸送:採取した白血球アフェレーシス産物を、1~10℃に設定された保冷輸送箱に梱包して本品製造施設へ輸送する
- 医療機関での受入れ~投与:3.本品の受領及び保存:凍結した状態で本品を受領し、使用直前まで液体窒素気相下(-130℃以下)で凍結保存する
- 4.投与前の前処置:血液検査等により患者の状態を確認し、本品投与の2日前から7日前までに次のリンパ球除去化学療法を行う
- フルダラビンリン酸エステルとして30mg/㎡を1日1回3日間点滴静注及びシクロホスファミド(無水物換算)として300mg/㎡を1日1回3日間点滴静注する
- なお、患者の状態(腎機能障害等)により適宜減量する
- 5.本品の投与:投与直前に本品を解凍する
- 通常、成人には、CAR発現生T細胞としてCD8陽性細胞(20×10の6乗~50×10の6乗個)及びCD4陽性細胞(20×10の6乗~50×10の6乗個)を、合計細胞数が体重を問わず100×10の6乗個を目標(範囲:44×10の6乗~100×10の6乗個)に、CD8陽性細胞及びCD4陽性細胞の細胞数の比が1(範囲:0.8~1.2)となるよう、CD8陽性細胞を静脈内投与した後にCD4陽性細胞を静脈内投与する
- なお、本品の再投与はしない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ブレヤンジ静注の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ブレヤンジ静注の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
生ワクチン | 原病に基づく症状 |
麻疹ワクチン | 原病に基づく症状 |
風疹ワクチン | 原病に基づく症状 |
BCGワクチン | 原病に基づく症状 |
抗EGFRモノクローナル抗体 | 本品が除去され本品の抗腫瘍効果が減弱 |
セツキシマブ<遺伝子組換え> | 本品が除去され本品の抗腫瘍効果が減弱 |
パニツムマブ<遺伝子組換え> | 本品が除去され本品の抗腫瘍効果が減弱 |
ネシツムマブ<遺伝子組換え> | 本品が除去され本品の抗腫瘍効果が減弱 |