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ビジンプロ錠45mg
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ビジンプロ錠45mgの基本情報

ビジンプロ錠45mgの概要

商品名 ビジンプロ錠45mg
一般名 ダコミチニブ水和物錠
薬価・規格 8231.4円 (45mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 ファイザー
YJコード 4291056F2021
レセプト電算コード 622669201
添付文書PDFファイル

ビジンプロ錠45mgの主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の増殖に関与するタンパク質の働きをおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

ビジンプロ錠45mgの用途

  • EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌

ビジンプロ錠45mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

肺炎、下痢、脱水、ざ瘡、皮膚炎、口内炎、口腔内潰瘍、アフタ性潰瘍、悪心、口唇炎、口内乾燥

起こる可能性のある重大な副作用

重度下痢、脱水症状、急性腎障害、重度皮膚障害、ざ瘡様皮膚炎、爪囲炎、肝機能障害、ALT上昇、AST上昇、ビリルビン上昇、間質性肺疾患、間質性肺炎、肺臓炎

上記以外の副作用

口腔内出血、舌痛、舌炎、嚥下障害、嘔吐、腹痛、胃腸炎、便秘、痔核、無力症、疲労、倦怠感、発熱、胸痛、粘膜炎症、浮腫、末梢性浮腫、眼瞼浮腫、結膜炎、霧視、眼乾燥、眼炎症、眼瞼炎症、角膜炎、白内障、感染症、膿疱性皮疹、毛包炎、口角口唇炎、真菌感染症、口腔真菌感染症、皮膚真菌感染症、ウイルス感染、鼻咽頭炎、尿路感染症、気管支感染症、皮膚感染症、四肢痛、背部痛、関節痛、筋骨格痛、筋痙縮、貧血、白血球減少症、好中球減少症、リンパ球減少、血小板減少、白血球数増加、血小板数増加、高血圧、呼吸困難、咳嗽、鼻乾燥、鼻粘膜障害、鼻粘膜炎症、鼻粘膜潰瘍、鼻漏、鼻出血、頭痛、浮動性めまい、味覚異常、錯感覚、不眠症、食欲減退、低蛋白血症、低アルブミン血症、低カリウム血症、低カルシウム血症、テタニー、皮膚乾燥、皮膚そう痒症、全身性そう痒症、眼そう痒症、発疹、斑状丘疹状皮疹、紅斑、紅斑性皮疹、手掌・足底発赤知覚不全症候群、脱毛症、爪障害、爪剥離、爪脱落、皮膚疼痛、脂漏性皮膚炎、皮膚病変、皮膚毒性、皮膚剥脱、皮膚亀裂、皮膚潰瘍、多毛症、体重減少、血中クレアチニン増加、血中乳酸脱水素酵素増加、血中クレアチンホスホキナーゼ増加、血中尿酸増加、血中アルカリホスファターゼ増加、口唇痛、歯肉潰瘍、嚥下痛、消化不良、痔出血、炎症、疼痛、眼痛、眼脂、蜂巣炎、副鼻腔炎、膀胱炎、胆石症、筋肉痛、筋骨格系胸痛、好中球数増加、好酸球数増加、リンパ節症、低血圧、頻呼吸、アレルギー性鼻炎、喉頭痛、発声障害、喀血、四肢損傷、口の感覚鈍麻、神経痛、有痛性排尿困難、尿中血陽性、不規則月経、低マグネシウム血症、血中クロール増加、高血糖、過敏性血管炎、間擦疹、褥瘡性潰瘍、多形紅斑、爪床障害、爪床出血、爪床炎症

ビジンプロ錠45mgの用法・用量

  • 通常、成人にはダコミチニブとして1日1回45mgを経口投与する
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない
  • 7.2. 副作用があらわれた場合には、次の基準を考慮して、本剤を休薬、減量又は中止すること〔1.2、8.1、9.1.1、11.1.1-11.1.3参照〕
  • [本剤の減量段階]1). 通常投与量:45mg/日
  • 2). 1段階減量:30mg/日
  • 3). 2段階減量:15mg/日
  • [副作用に対する休薬、減量又は中止基準の目安]1). 間質性肺疾患(ILD):全Grade:投与を中止する
  • 2). 下痢:①. Grade2の下痢の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1段階減量して投与を再開できる
  • ②. Grade3の下痢又はGrade4の下痢の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1段階減量して投与を再開できる
  • 3). 皮膚毒性(発疹、紅斑及び剥離を伴う皮膚の症状):①. Grade2の皮膚毒性(Grade2の発疹、Grade2の紅斑及びGrade2の皮膚剥離を伴う皮膚の症状)の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1段階減量して投与を再開できる
  • ②. Grade3の皮膚毒性(Grade3の発疹、Grade3の紅斑及びGrade3の皮膚剥離を伴う皮膚の症状)又はGrade4の皮膚毒性(Grade4の発疹、Grade4の紅斑及びGrade4の皮膚剥離を伴う皮膚の症状)の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1段階減量して投与を再開できる
  • 4). 前記以外のGrade3の副作用又はGrade4の副作用の場合:Grade2以下に回復するまで休薬し、回復後、1段階減量して投与を再開できる
  • GradeはNCI-CTCAE ver.4.03に準じる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ビジンプロ錠45mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ビジンプロ錠45mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
肝薬物代謝酵素CYP2D6で代謝される薬剤 血中濃度が上昇し副作用の発現頻度及び重症度が増加
プロカインアミド 血中濃度が上昇し副作用の発現頻度及び重症度が増加
ピモジド 血中濃度が上昇し副作用の発現頻度及び重症度が増加
三環系抗うつ剤 血中濃度が上昇し副作用の発現頻度及び重症度が増加
アミトリプチリン 血中濃度が上昇し副作用の発現頻度及び重症度が増加
β-遮断剤 血中濃度が上昇し副作用の発現頻度及び重症度が増加
メトプロロール 血中濃度が上昇し副作用の発現頻度及び重症度が増加
デキストロメトルファン 血中濃度が上昇し副作用の発現頻度及び重症度が増加
胃内pHを上昇させる薬剤 本剤の血中濃度が低下し本剤の有効性が減弱
プロトンポンプ阻害剤 本剤の血中濃度が低下し本剤の有効性が減弱
ラベプラゾール 本剤の血中濃度が低下し本剤の有効性が減弱

ビジンプロ錠45mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 8231.4円 (45mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 ファイザー
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  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 3192.4円 (15mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 ファイザー
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ビジンプロ錠45mgに関係する解説

分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔EGFR-TKI〕)

  • ビジンプロ錠45mgは、分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔EGFR-TKI〕)に分類される。
  • 分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔EGFR-TKI〕)とは、上皮成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ活性を選択的に阻害することでがん細胞の増殖を抑制する薬。

分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔EGFR-TKI〕)の代表的な商品名

  • イレッサ
  • タルセバ
  • ジオトリフ
  • タグリッソ
  • ビジンプロ
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