ランマーク皮下注120mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
骨髄炎、貧血、白血球減少、血小板減少、発疹、皮膚そう痒症、皮膚乾燥、脱毛症、多汗症、湿疹、低リン酸血症
起こる可能性のある重大な副作用
低カルシウム血症、QT延長、痙攣、テタニー、しびれ、失見当識、顎骨壊死、顎骨骨髄炎、重篤な皮膚感染症、重篤な蜂巣炎、発赤、腫脹、疼痛、発熱、アナフィラキシー、大腿骨転子下非定型骨折、非定型骨折、近位大腿骨骨幹部非定型骨折、近位尺骨骨幹部非定型骨折、多発性椎体骨折、高カルシウム血症
上記以外の副作用
低マグネシウム血症、頭痛、めまい、不眠症、錯感覚、味覚異常、感覚鈍麻、嗜眠、末梢性感覚ニューロパチー、錯乱、高血圧、動悸、心不全、不整脈、呼吸困難、咳嗽、口腔咽頭痛、気胸、悪心、下痢、食欲減退、嘔吐、便秘、歯の障害、歯痛、歯膿瘍、腹痛、歯肉障害、歯肉痛、歯肉炎、消化不良、口内乾燥、鼓腸、口内炎、関節痛、筋肉痛、骨痛、背部痛、顎痛、四肢痛、筋骨格痛、筋痙縮、頸部痛、脊椎痛、ALT上昇、AST上昇、ALP上昇、血中クレアチニン増加、腎機能障害、疲労、無力症、注射部位反応、注射部位疼痛、注射部位そう痒感、注射部位血腫、インフルエンザ様疾患、末梢性浮腫、体重減少、胸痛、ほてり、悪寒、上気道感染、倦怠感、尿路感染、視力障害、粘膜炎症、体重増加、流涙増加、白内障、薬物過敏症、扁平苔癬
ランマーク皮下注120mgの用法・用量
- 〈多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変〉通常、成人にはデノスマブ(遺伝子組換え)として120mgを4週間に1回、皮下投与する
- 〈骨巨細胞腫〉通常、デノスマブ(遺伝子組換え)として120mgを第1日、第8日、第15日、第29日、その後は4週間に1回、皮下投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤によるグレード3の副作用又はグレード4の副作用が発現した場合、グレード1以下に回復するまで休薬を考慮すること(グレードはCTCAEに準じる)
- 7.2. 本剤による重篤な低カルシウム血症の発現を軽減するため、血清補正カルシウム値が高値でない限り、毎日少なくともカルシウムとして500mg(骨巨細胞腫の場合は600mg)及び天然型ビタミンDとして400IUの投与を行うこと
- ただし、腎機能障害患者では、ビタミンDの活性化が障害されているため、腎機能障害の程度に応じ、ビタミンDについては活性型ビタミンDを使用するとともに、カルシウムについては投与の必要性を判断し、投与量を適宜調整すること〔1.1、17.1.1-17.1.5参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ランマーク皮下注120mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
化学療法 |
顎骨壊死、顎骨骨髄炎 |
血管新生阻害薬治療 |
顎骨壊死、顎骨骨髄炎 |
副腎皮質ホルモン剤 |
顎骨壊死、顎骨骨髄炎 |