処方薬
ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」
後発

ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」の基本情報

ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」の概要

商品名 ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」
一般名 ガベキサートメシル酸塩注射用
薬価・規格 179.0円 (100mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 沢井製薬
ブランド ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」 他
YJコード 3999403D1280
レセプト電算コード 620889604
添付文書PDFファイル

ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」の主な効果と作用

  • 血管の中に血栓ができるのを防ぐ働きがあります。
  • 血液が固まるのを防ぐお薬です。
  • 膵液(タンパク質分解酵素)の働きをおさえる働きがあります。
  • 膵炎の治療に用いるお薬です。

ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」の用途

ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、そう痒感、血圧降下、黄疸、AST上昇、悪心、出血傾向亢進、好酸球増多、顆粒球減少、総ビリルビン上昇

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、アナフィラキシーショック、血圧低下、呼吸困難、意識消失、咽頭浮腫、喉頭浮腫、皮膚潰瘍、壊死、静脈炎、硬結、血管痛、発赤、炎症、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、高カリウム血症

上記以外の副作用

ALT上昇、顔面潮紅、発熱、低ナトリウム血症

ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」の用法・用量

  • 〈膵炎〉通常、1回1バイアル(ガベキサートメシル酸塩として100mg)を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液を用いて溶かし、全量500mLとするか、もしくはあらかじめ注射用水5mLを用いて溶かし、この溶液を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液500mLに混和して、8mL/分以下で点滴静注する
  • (1). 原則として、初期投与量は1日量1~3バイアル(溶解液500~1500mL)とし、以後は症状の消退に応じ減量するが、症状によっては同日中にさらに1~3バイアル(溶解液500~1500mL)を追加して、点滴静注することができる
  • (2). 症状に応じ適宜増減
  • 〈汎発性血管内血液凝固症〉通常、成人1日量ガベキサートメシル酸塩として20~39mg/kgの範囲内で24時間かけて静脈内に持続投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)〈汎発性血管内血液凝固症〉本剤は高濃度で血管内壁を障害し、注射部位及び刺入した血管に沿って静脈炎や硬結、潰瘍・壊死を起こすことがあるので、末梢血管から投与する場合、本剤100mgあたり50mL以上の輸液(0.2%以下)で点滴静注することが望ましい〔11.1.3、14.1.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」と主成分が同じ薬

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ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」に関係する解説

膵炎治療薬

  • ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「サワイ」は、膵炎治療薬に分類される。
  • 膵炎治療薬とは、膵液に含まれるタンパク分解酵素を阻害し膵臓の炎症による腹痛、吐き気などを改善する薬。

膵炎治療薬の代表的な商品名

  • フオイパン
  • フサン
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