ダーブロック錠4mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
網膜出血、過敏症、発疹、皮膚炎、蕁麻疹、高血圧、腹痛、便秘、末梢性浮腫
起こる可能性のある重大な副作用
血栓塞栓症、脳梗塞、肺塞栓症、網膜静脈閉塞、深部静脈血栓症、バスキュラーアクセス血栓症、シャント閉塞
ダーブロック錠4mgの用法・用量
- 6.1. 保存期慢性腎臓病患者赤血球造血刺激因子製剤で未治療の場合通常、成人にはダプロデュスタットとして1回2mg又は4mgを開始用量とし、1日1回経口投与する
- 以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1日1回24mgまでとする
- 赤血球造血刺激因子製剤から切り替える場合通常、成人にはダプロデュスタットとして1回4mgを開始用量とし、1日1回経口投与する
- 以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1日1回24mgまでとする
- 6.2. 透析患者通常、成人にはダプロデュスタットとして1回4mgを開始用量とし、1日1回経口投与する
- 以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1日1回24mgまでとする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 赤血球造血刺激因子製剤で未治療の保存期慢性腎臓病患者の開始用量投与開始時のヘモグロビン濃度に応じて、次の用量で投与を開始すること
- 1). 赤血球造血刺激因子製剤で未治療の保存期慢性腎臓病患者でヘモグロビン濃度9.0g/dL未満:本剤開始用量1日1回4mg
- 2). 赤血球造血刺激因子製剤で未治療の保存期慢性腎臓病患者でヘモグロビン濃度9.0g/dL以上:本剤開始用量1日1回2mg
- 7.2. 投与量調節投与量調節が必要な場合には、次を参考に1段階ずつ増量又は減量を行うこと
- また、休薬した場合には、休薬前より少なくとも1段階低い用量で投与を再開すること
- なお、用量調節を行った場合には、少なくとも4週間は同一用量を維持することとするが、ヘモグロビン濃度が急激に(4週以内に2.0g/dLを超える)上昇した場合には、速やかに減量又は休薬すること〔8.3参照〕
- 1). 段階1:本剤投与量1mg
- 2). 段階2:本剤投与量2mg
- 3). 段階3:本剤投与量4mg
- 4). 段階4:本剤投与量6mg
- 5). 段階5:本剤投与量8mg
- 6). 段階6:本剤投与量12mg
- 7). 段階7:本剤投与量18mg
- 8). 段階8:本剤投与量24mg
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
CYP2C8を阻害する薬剤 |
本剤の作用が増強 |
クロピドグレル |
本剤の作用が増強 |
トリメトプリム |
本剤の作用が増強 |
リファンピシン類 |
本剤の作用が減弱 |