処方薬
トラゼンタ錠5mg
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トラゼンタ錠5mgの基本情報

トラゼンタ錠5mgの概要

商品名 トラゼンタ錠5mg
一般名 リナグリプチン錠
薬価・規格 122.0円 (5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日本ベーリンガーインゲルハイム
YJコード 3969014F1024
レセプト電算コード 622093501
識別コード D5
添付文書PDFファイル

トラゼンタ錠5mgの主な効果と作用

  • 糖尿病を治療するお薬です。
  • 血糖を一定に保つ物質を分解する酵素の働きをおさえ、血糖値を改善する働きがあります。

トラゼンタ錠5mgの用途

トラゼンタ錠5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

便秘、浮腫、浮動性めまい、鼻咽頭炎、鼓腸、胃腸炎、体重増加、膵酵素増加、血中アミラーゼ増加、血中リパーゼ増加、肝酵素上昇

起こる可能性のある重大な副作用

低血糖、重篤な低血糖、意識消失、低血糖症状、腸閉塞、高度便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、類天疱瘡、水疱、びらん、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常、捻髪音、急性膵炎、持続的な激しい腹痛

上記以外の副作用

過敏症、じん麻疹、血管浮腫、気管支収縮、高トリグリセリド血症、高脂血症、口内炎、発疹

トラゼンタ錠5mgの用法・用量

  • 通常、成人にはリナグリプチンとして5mgを1日1回経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

トラゼンタ錠5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性ケトアシドーシス
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
    • 栄養不良状態
    • 過度のアルコール摂取
    • 飢餓状態
    • 腸閉塞
    • 低血糖
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 食事摂取量不足
    • 腹部手術

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

トラゼンタ錠5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
糖尿病用薬 低血糖症状
スルホンアミド系薬剤 低血糖症状
スルホニルウレア系薬剤 低血糖症状、低血糖のリスクが増加
ビグアナイド系製剤 低血糖症状
インスリン製剤 低血糖症状、低血糖のリスクが増加
チアゾリジン系薬剤 低血糖症状
α-グルコシダーゼ阻害剤 低血糖症状
速効型食後血糖降下剤 低血糖症状
GLP-1アナログ 低血糖症状
SGLT2阻害剤 低血糖症状
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤 更に血糖が低下
サリチル酸製剤 更に血糖が低下
モノアミン酸化酵素阻害剤 更に血糖が低下
リトナビル 更に血糖が低下
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤 血糖が上昇
エピネフリン 血糖が上昇
副腎皮質ホルモン剤 血糖が上昇
甲状腺ホルモン剤 血糖が上昇
リファンピシン類 血糖が上昇

トラゼンタ錠5mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 122.0円 (5mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 日本ベーリンガーインゲルハイム
    先発
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トラゼンタ錠5mgに関係する解説

DPP-4阻害薬

  • トラゼンタ錠5mgは、DPP-4阻害薬に分類される。
  • DPP-4阻害薬とは、体内でインスリン分泌を促す物質の作用を強め、血糖値を下げる薬。

DPP-4阻害薬の代表的な商品名

  • グラクティブ、ジャヌビア
  • エクア
  • ネシーナ
  • トラゼンタ
  • テネリア
  • スイニー
  • オングリザ
  • ザファテック
  • マリゼブ
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