メトグルコ錠250mgに関係する解説
ビグアナイド薬(インスリン抵抗性改善薬)
- メトグルコ錠250mgは、ビグアナイド薬(インスリン抵抗性改善薬)に分類される。
- ビグアナイド薬(インスリン抵抗性改善薬)とは、肝臓での糖の産生(糖新生)抑制作用のほか、インスリン抵抗性の改善による筋肉・脂肪組織での糖取り込み促進作用、小腸における糖吸収抑制作用といった複数の作用により血糖値を改善する薬。
ビグアナイド薬(インスリン抵抗性改善薬)の代表的な商品名
- メトグルコ
- グリコラン
商品名 | メトグルコ錠250mg |
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一般名 | メトホルミン塩酸塩錠(2) |
薬価・規格 | 10.1円 (250mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | 住友ファーマ |
ブランド | メトグルコ錠250mg 他 |
YJコード | 3962002F2027 |
レセプト電算コード | 621974701 |
識別コード | DS271 |
下痢、悪心、食欲不振、腹痛、嘔吐、乳酸上昇、空腹感、消化不良、腹部膨満感、便秘、胃炎
低血糖、低血糖症状、脱力感、高度空腹感、発汗、乳酸アシドーシス、血中乳酸値上昇、乳酸/ピルビン酸比上昇、血液pH低下、胃腸症状、倦怠感、筋肉痛、過呼吸、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいALP上昇、著しいγ-GTP上昇、著しいビリルビン上昇、横紋筋融解症、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇
胃腸障害、放屁増加、貧血、白血球増加、好酸球増加、白血球減少、過敏症、発疹、そう痒、肝機能異常、BUN上昇、クレアチニン上昇、血中カリウム上昇、血中尿酸増加、めまい、ふらつき、全身倦怠感、眠気、動悸、味覚異常、頭重、頭痛、浮腫、ビタミンB12減少、ビタミンB12の吸収不良、血小板減少、代謝異常、ケトーシス
薬剤名 | 影響 |
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アルコール常用 | 乳酸アシドーシス |
ヨウ素造影剤 | 乳酸アシドーシス |
腎毒性の強い抗生物質 | 乳酸アシドーシス |
ゲンタマイシン | 乳酸アシドーシス |
利尿剤 | 脱水により乳酸アシドーシス、脱水症状、血糖降下作用が減弱 |
SGLT2阻害剤 | 脱水により乳酸アシドーシス、脱水症状、低血糖 |
糖尿病用薬 | 低血糖 |
インスリン製剤 | 低血糖 |
スルホニルウレア系薬剤 | 低血糖、低血糖のリスクが増加 |
速効型食後血糖降下剤 | 低血糖 |
α-グルコシダーゼ阻害剤 | 低血糖 |
チアゾリジン系薬剤 | 低血糖 |
DPP-4阻害剤 | 低血糖 |
GLP-1アナログ | 低血糖 |
イメグリミン塩酸塩 | 低血糖、消化器症状 |
蛋白同化ステロイド | 低血糖 |
サリチル酸製剤 | 低血糖 |
アスピリン | 低血糖 |
β-遮断剤 | 低血糖 |
プロプラノロール | 低血糖 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 低血糖 |
ACE阻害剤 | 低血糖 |
エピネフリン | 血糖降下作用が減弱 |
副腎皮質ホルモン剤 | 血糖降下作用が減弱 |
甲状腺ホルモン剤 | 血糖降下作用が減弱 |
卵胞ホルモン | 血糖降下作用が減弱 |
ピラジナミド | 血糖降下作用が減弱 |
イソニアジド | 血糖降下作用が減弱 |
ニコチン酸製剤 | 血糖降下作用が減弱 |
フェノチアジン系薬剤 | 血糖降下作用が減弱 |
OCT2を阻害する薬剤 | 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
MATE1を阻害する薬剤 | 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
MATE2-Kを阻害する薬剤 | 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
シメチジン | 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ドルテグラビル | 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ビクテグラビル | 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
バンデタニブ | 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
イサブコナゾニウム硫酸塩 | 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ピミテスピブ | 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |